空気清浄機の効果は果たして本当なのか?アレルギー性鼻炎を治すポイント

川村耳鼻咽喉科クリニック院長 川村繁樹

記事監修
川村耳鼻咽喉科クリニック 院長 川村繁樹
ドクターズ・ファイル取材記事
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くしゃみや鼻水が止まらなくなる「アレルギー性鼻炎」に悩んでいる人は多いでしょう。最近では、部屋のハウスダストによってアレルギー性鼻炎になる人も増えてきています。できるだけ早めに解消しなければ体に負担をかけてしまうものです。

そこで、空気洗浄機の効果や花粉が家の中に入らないようにするための工夫、アレルギー性鼻炎の治し方について説明します。空気洗浄機の効果を知りたい人、アレルギー性鼻炎に悩んでいる人はぜひチェックしてください。

  1. 空気清浄機の効果
  2. 花粉が家の中に入らないようにするための工夫
  3. アレルギー性鼻炎の治し方
  4. まとめ

1.空気洗浄機の効果

部屋の中にある空気をキレイにする「空気清浄機」の効果について説明します。アレルギー性鼻炎で困っている人の中には「空気清浄機」の効果が気になっている人も多いでしょう。本当に効果はあるかどうか徹底解析します。

1‐1.必ず「効果」があるとは限らない

空気清浄機の特徴は、空気中に漂っている汚れや花粉をフィルターで取りのぞいてくれる点です。「今年は花粉の量が多いから…」「アレルギー性鼻炎の症状をやわらげたいから」と空気清浄機を購入する人も多いでしょう。しかし、実際はすべての花粉や粉じんを吸収できません。
必ずしも「効果がある」とは言えないのです。空気洗浄機の中には「ビタミンCやマイナスイオンを排出」などと言う文字もありますが、効果があると言うデータは出ていません。

専門の研究をしている人も「空気洗浄機の効果は確かなものではない」と発言しているのです。もちろん、まったく効果がないとは限りませんが、徹底的に空気をキレイにするわけではないことを覚えておいてくださいね。

1‐2.置き場所によって異なる効果

空気清浄機の効果は「置き場所」によって左右します。多少効果はあっても間違った場所では効果はありません。置き場所としておすすめしたいのは「花粉が侵入する場所」です。

たとえば、窓際や玄関先などそととのつながりがある場所に置きましょう。花粉が侵入する場所に置くことで、部屋への侵入も防げます。また、夏と冬それぞれ置き場所を変えてみるのも良い方法です。

夏はエアコンの下、冬はエアコンのある反対がわに空気清浄機を置きましょう。なぜなら、空気の循環を促すことができるからです。一般的に、日本メーカーの空気清浄機は本体のうえから新しい空気を排出します。よって、暖かい空気がうえにたまりやすい夏、冷たい空気が下にたまりやすい冬の特長を生かすのです。

1‐3.扇風機を利用して空気清浄機を活用する

空気清浄機を効率的に利用したい人は「扇風機」と併用してください。アレルギー性鼻炎の症状をやわらげるためには、部屋の中の空気を効率良く循環しなければなりません。循環が悪いと部屋の中にある花粉やハウスダストが隅にたまってしまいます。たまればたまるほど悪影響をおよぼすため、扇風機を利用して循環を促してください。強い気流を部屋の中に起こすことができるかどうかで、空気清浄機の効果が異なるのです。なかなか換気できないときは扇風機と空気清浄機2つの力で新鮮な空気を取り入れましょう。

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