気管支炎の症状は? 原因や適切な対処法・治療のポイントを解説!

川村耳鼻咽喉科クリニック院長 川村繁樹

記事監修
川村耳鼻咽喉科クリニック 院長 川村繁樹
ドクターズ・ファイル取材記事
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咳が止まらない、喉に痛みがある…そんな悩みを持っている人は「気管支炎」の可能性があります。気管支炎を放置すると命にかかわるほど危険です。できるだけ、早めに治すためにも気管支炎についての知識を身につけておきましょう。

これから、気管支炎とはどんな病気なのか、主な原因やセルフチェック法、子供の気管支炎、対処法など詳しく説明します。気管支炎について知りたい人、治療したい人はぜひチェックしてください。

  1. 気管支炎とは
  2. 気管支炎のセルフチェック方法
  3. 気管支炎の影響
  4. 子供の気管支炎について
  5. 気管支炎の対処法
  6. 気管支炎の治療方法
  7. 病院の選び方
  8. 気管支炎の予防法
  9. 気管支炎に関するよくある質問

この記事を読むことで気管支炎に関する知識を身につけ、正しい治療を受けることができます。


1.気管支炎とは?

気管支炎とは一体どんな病気なのでしょうか。気管支炎の治療を受ける前に、きちんと病気のことを知っておかなければなりません。これから、病気の詳細・症状・原因など詳しく説明します。

1-1.気管支とは

気管支とは、気管と肺をつなぐ器官です。口から喉、さらに肺の手前まで気管はまっすぐな1本の管になっています。その先は左右に分かれて肺へとつながっているのですが、この分かれてい部分が気管支です。気管支は肺の中でさらに細かく枝分かれし、その先には、空気が出入りする肺胞(はいほう)と呼ばれる小さな袋状の細胞がついています。

1-2.どんな病気か?

簡単に説明すると、気管支炎とは気管支の炎症です。気管支は肺に空気を送るための通過点、最も大切な主要部分になります。気管支が炎症すれば呼吸が難しくなるでしょう。また、気管支炎には「急性気管支炎」と「慢性気管支炎」の2種類があります。

1-2-1.急性気管支炎

急性気管支炎は名前のとおり、何らかの刺激で急に気管が炎症を起こすタイプです。急に咳(せき)が出る、全身の倦怠感(けんたいかん)、胸の不快感などが特徴になります。

1-2-2.慢性気管支炎

もう1つの種類、慢性気管支炎は炎症が慢性化します。何度も炎症をくり返すので、喉(のど)に大きな負担をかけるでしょう。咳(せき)や痰(たん)がくり返されると体調にも悪影響が起こります。

1-3.気管支炎の症状

気管支炎の症状はとてもわかりやすいです。最も多く見られる症状は咳(せき)になります。気管支が炎症を起こすと咳(せき)が出始め、喉(のど)が痛くなるでしょう。咳(せき)が出始める、違和感を覚える、痰(たん)が出るのなら、気管支が炎症を起こしている証拠です。ほかにも、気管支が炎症を起こしていると鼻水、頭痛の症状が出てきます。

1-4.気管支炎の原因

気になる気管支炎の原因は主にウイルスや細菌などの感染、アレルギー反応、喫煙による刺激です。ほとんどが感染によって気管支炎を起こします。最近では、ストレスが原因で気管支炎になっている人が増えてきているのです。

1-4-1.気管支炎の原因ウィルスについて

気管支炎は、風邪症候群と同じようにウィルスや細菌が原因となって発症することが多い病気です。風邪から気管支炎へと移行することもあります。また、肺炎マイコプラズマや肺炎クラミドフィラなどの、非定型病原体が原因となることもあるでしょう。なお、ウィルス感染が原因で気管支炎を発症した後で、さらに細菌感染を起こす場合もあります。このようなケースは、気管支炎から肺炎に移行する場合もあるので、放置しておくと危険です。