風邪をひきやすい3つの原因とは?対策方法とともにご紹介します。

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風邪

風邪は冬にひくもの、というイメージがあります。しかし、風邪の原因となるウィルスや細菌は冷たく乾燥した場所を好むので、空調が発達している現在では季節を問わず風邪をひく可能性があるのです。では、なぜ、同じ場所にいても風邪をひきやすい人とひきにくい人がいるでしょうか?

今回は、その原因をご紹介します。風邪をひきやすいのは体質だと思っている方もいるでしょう。しかし、生活習慣で風邪はひきやすくなったりひきにくくなったりするのです。最近体調を崩しやすくなったという方は、ぜひこの記事を読んでみてください。

  1. 風邪をひく原因とは?
  2. 風邪をひきやすくなる原因とは?
  3. 免疫力が低下する原因とは?
  4. 免疫力をアップさせる方法とは?
  5. おわりに

1.風邪をひく原因とは?

風邪は、風邪の原因となるウィルスや細菌が体内に入り、増殖することによって発症します。このようなウィルスや細菌は一種類ではありません。ですから、インフルエンザのようなワクチンも特効薬もないのです。

風邪の原因となるウィルスや細菌の多くが、冷たく乾いた空気を好みます。そのため、冬に流行(りゅうこう)しやすいですし、保湿や保温が風邪の予防に効果的なのです。

その一方で、同じ場所で過ごしていても風邪をひきやすい人とひきにくい人もいます。生まれつき体が弱かったり、病み上がりで体力が失われていたりすることもあるでしょう。しかし、それ以外にも原因があるのです。それを、次の項で詳しくご紹介していきます。

2.風邪をひきやすくなる原因とは?

この項では、風邪をひきやすくなる原因を具体的にご紹介していきます。思い当たることがある方もいるのではないでしょうか?

2-1.加齢

加齢とともに、体力は衰えていきます。また、回復力や抵抗力も弱まるので若いころよりも風邪をひきやすくなるでしょう。特に、季節の変わり目は寒暖の差が激しいため、高齢者ほど体調を崩しやすくなります。

2-2.喉や鼻などの粘膜が弱くなる

喉や鼻の粘膜は、空気中のウィルスや細菌が体内に入るのを防ぐ役割を担って(になって)います。ですから、これらが弱まると風邪をひきやすくなるでしょう。

また、人は本来鼻で呼吸するように体が作られています。アレルギーなどで鼻がつまり口呼吸になると、鼻で呼吸するより多量の雑菌やウィルスが体内に入ってくるでしょう。鼻が詰まるようになったら風邪をひきやすくなったというのは、気のせいではありません。

2-3.免疫力の低下

人間には、体内に侵入したウィルスや細菌と戦う力があります。これを、「免疫力」というのですが、これが低下すると風邪をひきやすくなるでしょう。免疫力は病気や加齢でも低下しますが、心理状況や生活習慣の変化でも低下していきます。若い方でも高齢者並みに免疫力が低下することも珍しくないのです。

3.免疫力が低下する原因とは?

病気や加齢以外で免疫力が低下する原因は、ストレスと生活習慣が考えられます。毎日夜更かしをして、脂質や炭水化物ばかりの食生活をしていると、あっという間に免疫力は低下してしまうかもしれません。

このような生活をしていると、肌荒れや便秘、慢性的なだるさなどほかの症状も出てきます。今ご紹介した症状の自覚がある方は、免疫力も低下しているかもしれません。

また、ストレスがかかりすぎても免疫力は低下します。気分が落ちこんでいる時期が長く続くと体調まで悪くなる、というのは決して気のせいではありません。さらに、ストレスにより免疫力が低下し続けると風邪以外の病気にもかかりやすくなるでしょう。

4.免疫力をアップさせる方法とは?

では、免疫力を高めるにはどうしたらよいのでしょうか? この項では、その方法の一例をご紹介します。実践できそうなものは、ぜひためしてみてください。

4-1.睡眠を十分に取る

早寝早起きは、健康的な生活の基本です。人の平均的な睡眠時間は6時間~8時間で、それ以下ですと「睡眠不足」になります。しかし、ただ長時間眠ればよい、というわけでもありません。人は深い睡眠と浅い睡眠をくりかえしながら覚醒します。深い睡眠になると、心臓などの一部の臓器を除き体の機能も眠りにつくのです。

この深い睡眠がないと、「たっぷり寝たはずなのに眠い」ということになるでしょう。ちなみに、自分が深い睡眠を取ったかどうか確かめる方法は、夢を見たかどうかです。夢を見るということは、脳が目覚めている証拠。ずっと夢を見ていたという自覚がある場合は、睡眠が十分に取れていないあかしです。

また、ベッドに入ってもどうしても寝付けないという場合は、心療内科などに相談してみましょう。強いストレスを受けている状態ですと、不眠になることも珍しくないのです。

4-2.適度な運動をし、お風呂にゆっくりと入る

運動不足になっても免疫力は低下していきます。今は、始業から終業までいすに座りっぱなしという方も多いでしょう。運動不足になると、寝付きも悪くなります。運動する時間がないという方は、努めて階段の上り下りをしたり少し遠い駅やバス停まで歩いたりしてみましょう。それだけでも、だいぶ違います。

また、入浴は睡眠をつかさどる副交感神経を活発化させ、心身共にリラックスする効果があるのです。ですから、なかなか寝付けないという方は、ぬるめのお風呂に30分ほどつかってみてください。そのときに、お気に入りの香りの入浴剤などをいれるとよいでしょう。リラックスすればストレスも解消され、免疫力も高まりやすくなります。

4-3.食生活を改める

仕事が忙しいと食事にまで気を配っていられなくなります。しかし、毎食コンビニのお弁当やおにぎりだけでは、栄養のバランスが崩れてしまうでしょう。免疫力を高めるには、野菜に含まれるビタミンやミネラル。肉に含まれているタンパク質や脂質をバランスよく摂取することが大切です。

自炊をする時間がないという方は、定食屋を利用してみましょう。定食屋の献立は肉や魚がバランスよく取り入れられています。また、コンビニでも野菜のお惣菜(そうざい)が販売されているでしょう。さらに、お菓子の代わりに果物を食べるのもおすすめです。若い女性の中にはダイエットをしている方も多いですが、極端な栄養不足でも免疫力は低下していきます。食べる量は減らしても、栄養価の高いものを取る工夫をしましょう。断食は素人が不用意にやってよいものではありません。

4-4.空気のよい場所で過ごす

空調の中は、定期的に掃除をしないとカビや汚れが増えていきます。当然、その中を通る空気もカビや汚れが混じるでしょう。そのような空気を吸いこめば、免疫力も低下しやすくなります。定期的な清掃は、健康を維持する効果もあるのです。また、空気清浄機を使ってもよいでしょう。喫煙者が家族にいるという場合は、喫煙場所を区切り煙が家じゅうに漂わないように工夫してみてください。

5.おわりに

いかがでしたか? 今回は、風邪をひきやすくなる原因と対策方法をご紹介しました。免疫力をアップすれば、まったく風邪をひかなくなるということもありません。しかし、季節の変わり目ごとにひいていた風邪が、冬場だけになったということもあるでしょう。

「たかが風邪」と思わずに、鼻水やせきがなかなか止まらない場合は、耳鼻咽喉科を受診してください。風邪からほかの病気を発症している可能性もあります。病院を受診しないといつまでも症状が長引き、慢性化する恐れもあるでしょう。ですから、かかりつけの耳鼻咽喉科をひとつ作っておくとよいですね。

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