慢性鼻づまりの原因と3つの対処法をご紹介しましょう。

川村耳鼻咽喉科クリニック院長 川村繁樹

記事監修
川村耳鼻咽喉科クリニック 院長 川村繁樹
ドクターズ・ファイル取材記事
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風邪でもないのに、鼻づまりが治らない場合は「慢性鼻づまり」かもしれません。慢性の鼻づまりになると単に鼻がつまって苦しいだけでなく、さまざまなへい害がでてくる場合もあります。

そこで、今回は慢性鼻づまりの原因や対処法をご紹介しましょう。慢性鼻づまりを放置しておくと、鼻だけでなくほかの部分にも影響がでるかもしれません。慢性鼻づまりに悩んでいるという方や、風邪でもないのにいつまでも鼻がつまっているという方はぜひこの記事を読んで解決のヒントをつかんでください。

  1. 慢性鼻づまりの原因は?
  2. 鼻づまりを放置しておくとどうなるの?
  3. 鼻づまりのセルフ解消法
  4. 慢性鼻づまりの治療方法とは?
  5. かかりつけの耳鼻科医を作ろう
  6. 慢性鼻づまりに対するよくある質問
  7. おわりに

1.慢性鼻づまりの原因は?

まず始めに、慢性鼻づまりの原因をご紹介します。ここであげたものがすべてではありませんが、当てはまる方も多いのではないでしょうか?

1-1.急性鼻炎をくりかえした

ウィルスや細菌に感染すると鼻づまりが起こります。これを「急性鼻炎」というのです。ウィルスや細菌が体から消えれば、鼻炎は収まるでしょう。しかし、何回も鼻炎をくりかえすと慢性的に鼻の粘膜が赤くはれて鼻づまりが解消しなくなります。これを、「慢性鼻炎」といいます。

1-2.アレルギー

なんらかの物質が原因でアレルギー反応が起きると、慢性的な鼻づまりになります。有名なのは、スギやヒノキの花粉によるアレルギーである「花粉症」です。しかし、その他にもハウスダストや黄砂が原因のアレルギーもあります。また、イネ科の草でも花粉症を発症する場合があるのです。「特定の場所に行くと症状がひどくなる」という場合は、アレルギーを疑いましょう。病院で検査すればすぐにアレルゲンを特定できます。

1-3.鼻炎になりやすい鼻の形状をしている

鼻を左右に分けている壁を「鼻中隔」といいます。これがゆがんでいてどちらかの鼻の方へ極端に突出していると、片方の鼻の穴が狭くなるのです。これにより空気の流れに差がでて粘膜がはれるため、鼻づまりが生じます。成長期に軟骨が急激に成長した際、頭蓋骨や顔面骨との間にずれがでた場合に発症しやすいといわれているのです。