鼻の奥が痛いときの対処方法! 原因や予防方法も解説!

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鼻の奥が痛い

何かの拍子に鼻の奥がツーンと痛くなったことがある人は、多いと思います。
1度や2度ならよいのですが、頻繁(ひんぱん)に鼻の奥が痛くなると気になる方もいるでしょう。
そこで、今回は鼻の奥が痛いと感じる原因や対処法をご紹介します。
すぐに病院に行った方がよい鼻の奥の痛みとは、どのようなものでしょうか?
また、鼻の奥が痛くならないようにする予防法もご紹介します。
頻繁(ひんぱん)に鼻の奥が痛くなるという方は、ぜひこの記事を読んで対処法の参考にしてください。

目次

  1. 鼻の奥が痛いと感じる原因とは?
  2. 鼻の奥の痛みを緩和する対策とは?
  3. おわりに

1.鼻の奥が痛いと感じる原因とは?

まず始めに、鼻の奥が痛いと感じる原因をいくつかご紹介します。
環境が原因のものから病気が原因のものまでいろいろあるのです。

1-1.乾燥

口の中と同じように、鼻の中も粘膜で覆われています。
空気があまりに乾燥していると、吸い込んでいるうちに粘膜が乾燥して鼻の奥に痛みを感じるようになるのです。
ホテルの部屋など気密性が高く、空調がしっかりと効いているところほど、空気が乾燥しやすいでしょう。
加湿器をつけたりぬれタオルを部屋につるしたりするなどして、湿度をあげると痛みがおさまります。

1-2.気温の変化

暖かい室内から急に寒い外に出たりすると、鼻の奥が痛くなる場合があります。
これは、気温の急激な変化によるもの。
冷たい空気が鼻の奥まで入ると、冷たさを「痛み」として感じてしまうためです。
ですから、冬に暖かい室内から寒い戸外へ出る場合はマフラーなどの防寒具で鼻を覆っていくか、大きく息を吸いこまないようにしましょう。
また、マスクをしていくのも効果があります。

1-3.鼻のかみすぎ

風邪や鼻炎などで何度も鼻をかむと、鼻の粘膜にかなりの負担がかかります。
また、鼻水がたくさん出ているときは鼻の粘膜も炎症を起こしていることが多いでしょう。
ですから、鼻をすっきりさせようと力任せにかむと、鼻の奥が痛くなります。
風邪による鼻づまりは1週間もすればだいぶ改善しますが、花粉症などのアレルギー性鼻炎の場合は1~2か月ほど症状が続くことも珍しくありません。
なので、鼻のかみ方も工夫をして粘膜に負担をかけすぎないようにしましょう。

1-4.風邪の兆候や副鼻腔炎(ふくびくうえん)の発症

風邪のひきはじめに鼻の奥が痛くなるという人もいます。
風邪をひくと鼻の粘膜が腫れる場合も多いので、そのはれが痛みと感じられる人も少なくないのです。
副鼻腔炎(ふくびくうえん)とは、鼻の周りにたくさんある空洞に風邪の菌が入って炎症を起こす病気のこと。
副鼻腔炎(ふくびくうえん)には急性と慢性があり、慢性化すると副鼻腔(ふくびくう)の中に膿(うみ)がたまり、痛みを感じるようになるのです。
また、慢性副鼻腔炎(まんせいふくびくうえん)のことを、一昔前までは蓄のう症といいました。
風邪をひいて咳や熱などほかの症状は改善したのに、鼻水だけが止まらない場合は副鼻腔炎(ふくびくうえん)の可能性が高いです。
できるだけ早く耳鼻咽喉科を受診してください。

1-5.副鼻腔や上咽頭の悪性腫瘍

ちょっと怖い話ですが、副鼻腔や鼻の突き当たりである上咽頭に癌などの悪性腫瘍ができると痛みを感じる場合もあります。
この場合は痛み以外に顔が腫れたり、さわっている感覚が鈍くなったり、また鼻血がでたりする場合もあるので、このような症状が起こったときには早めに耳鼻咽喉科を受診してください。

2.鼻の奥の痛みを緩和する対策とは?

では、鼻の奥が痛い場合はどのような対処法があるのでしょうか?
この項ではその一例をご紹介します。

2-1.保湿に気を配る

乾燥しすぎて鼻の奥が痛いという場合は、前述したように保湿に気を配りましょう。
特に、旅行などでホテルに泊まった場合はぬれタオルを1枚室内につるしておくとよいですね。
また、冬にエアコンをかけても室内は乾燥します。この場合は、加湿機を使いましょう。
今は、ペットボトルを利用した簡易的な加湿機もたくさん出ています。
さらに、観葉植物を育てても、保湿効果があるでしょう。

2-2.温度差に気をつける

寒いところから温かい場所に移動するときはよいのですが、温かい場所から寒いところに移動する場合は呼吸の仕方に気をつけましょう。
胸の奥まで一気に冷たい空気を吸いこむと、鼻の奥が痛くなりやすくなります。
ですから、顔の半分にマフラーをまいたりマスクをしたりするなど、冷たい空気を吸わないことも大切です。

2-3.鼻のかみ方を工夫する

鼻がつまっていると、思い切りかんですっきりしたくなります。
しかし、鼻を強くかみすぎると粘膜に負担がかかるばかりでなく、鼻血が出る場合もあるでしょう。
鼻をかむときは勢いよくかむのではなく、片方の鼻を抑えてもう片方の鼻をかむようにします。
そうやって片側ずつかんでいったほうが鼻への負担も軽いでしょう。
また、鼻がつまって苦しい場合は耳鼻咽喉科を受診して点鼻薬をしてもらっても効果があります。
特に、ネプライザーという噴霧器を使って薬を鼻の中に入れるとかなりすっきりするでしょう。
しつこい鼻づまりや長期間鼻炎に悩まされている方は、一度耳鼻咽喉科を受診してみましょう。

2-4.たかが鼻水、と思わないこと

鼻の奥に痛みを感じる原因の中で、慢性副鼻腔炎(まんせいふくびくうえん)だけは自然治癒が難しい病気です。
慢性副鼻腔炎(まんせいふくびくうえん)になると、副鼻腔(ふくびくう)の中に膿(うみ)がたまります。
この膿が痛みの原因になるのです。
鼻の奥だけでなく顔全部が痛くなる場合もあるでしょう。
原因不明の顔面の痛みに悩まされているという方の中には、自分でも気がつかないうちに副鼻腔炎(ふくびくうえん)を発症していたという方もいます。
急性副鼻腔炎(きゅうせいふくびくうえん)は、風邪とともに発症する人が多いですが、それが3か月以上も続いた場合は慢性と診断されるのです。
急性のときにしっかりと治療をしておけば、慢性に移行する可能性は低くなります。
ですから、ひどい鼻風邪をひいたという場合は、念のために耳鼻咽喉科を受診してみましょう。
鼻水は最もありふれた体の不調のひとつなので、「たかが鼻水で医者にかかるなんて」と思う方もいるかもしれません。
しかし、鼻がつまると集中力が低下しますし、ものの味も分からなくなります。
しかも、慢性副鼻腔炎(まんせいふくびくうえん)になればその状態がずっと続くかもしれません。
ですから、何もしていないのに鼻がつまったような感じがして鼻の奥に痛みがあるという場合は、病院を受診してください。

3.おわりに

いかがでしたか?
今回は、鼻の奥に痛みを感じる原因とその対処法についてご紹介しました。
まとめると

  • 鼻の奥に痛みを感じる原因は、環境の変化が原因のものと病気が原因のものがある。
  • 時には副鼻腔や上咽頭の癌などの場合もある。
  • 鼻の奥の痛みが持続しない場合は、環境の変化と考えよう。
  • 鼻は勢いよくかみすぎないように注意しよう。
  • 慢性副鼻腔炎(まんせいふくびくうえん)の場合は病院で治療を受けよう。

ということです。
慢性副鼻腔炎(まんせいふくびくうえん)は決して命にかかわる病気ではありません。
しかし、日常生活に支障が出る場合も多いでしょう。
また、花粉症をはじめとするアレルギー性鼻炎の場合は、鼻をかみすぎる傾向にあります。
鼻を強くかみすぎると鼻の粘膜が傷ついて鼻血が出る場合もあるでしょう。
鼻血が出ると鼻の中にかさぶたができて、余計に鼻腔(びくう)内が狭くなって鼻づまりしやすくなるという悪循環になる場合もあります。
ですから、鼻を思い切りかんだ後に痛みを感じたりティッシュペーパーに血がついていたりする場合は鼻をかむ力が強すぎるということ。
片方ずつかんだり、病院で鼻の洗浄をしてもらったりしましょう。

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