口の中が渇く! ドライマウスの原因や治し方・予防方法を徹底解説!

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ドライマウスとは、口の中が常に渇いている状態のことです。湿度が高いのにすぐに喉が渇いたり口の中が常にねばついていたりする人は、ドライマウスの可能性があります。ドライマウスは虫歯や口臭の原因にもなるため、すぐになんとかしなければ取り返しのつかないことになりかねません。

そこで今回は、ドライマウスの原因や解決方法をご紹介しましょう。

  1. ドライマウスってどんな症状?
  2. ドライマウスの原因は?
  3. ドライマウスの影響
  4. ドライマウスの改善方法
  5. 病院で行うドライマウスの治療方法
  6. セルフケアの注意点
  7. よくある質問

この記事を読むことで、ドライマウスの悩みを解決に近づけることができます。ドライマウスに悩んでいる方は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。


1.ドライマウスってどんな症状?

ドライマウスは症状の総称で、正式な病名ではありません。何らかの原因で唾液の分泌が減り、口の中が常に渇いた状態になることです。唾液は口の中を清潔に保つ役割を担っているため、それが減ると虫歯になりやすくなり口臭も強くなります。ドライマウスの自覚がない方もいますが、喉が渇きやすく口の中がねばねばすることが多くなったという方は要注意です。
 

2.ドライマウスの原因は?

この項では、ドライマウスの原因をご紹介します。一体どのような原因でドライマウスになるのでしょうか?

2-1.加齢

年を取るにつれて唾液の分泌は減っていきます。どのくらい減るのかは個人差がありますが、高齢者でドライマウスに悩んでいる方は少なくありません。特に心あたりがないのに口の中が渇きやすくなったという方は、加齢が原因の可能性が高いですよ。

2-2.食生活

唾液は食物を噛むことで分泌が促されます。そのため、柔らかいものばかり食べて噛む回数が少なくなると、ドライマウスになるリスクが高まるのです。また、かみ合わせがよくないとうまく食べ物が噛めずにドライマウスになることもあります。

2-3.口呼吸

人は元々鼻で呼吸をするようにできていますが、鼻が詰まっていたり口がうまく閉じられなかったりすると口呼吸になります。口で呼吸をすると口の中が常に大気にさらされる状態となり、口の中が渇くのです。いくら唾液がたくさん分泌されても、渇く速度の方が早いとドライマウスになります。

2-4.ストレスや投薬

緊張すると口の中に渇きを覚える人は珍しくありません。これは強いストレスを感じた際の体に起こる反応の一つです。常にストレスを感じる環境ですと、唾液の量が減ってしまいドライマウスになることもあります。また、薬の中には副作用として唾液の量が減るものもあり、その結果ドライマウスになる人も珍しくありません。

3.ドライマウスの影響

では、ドライマウスになると体にどのような悪影響がでるのでしょうか? この項では、その一例をご紹介しましょう。

3-1.虫歯の増加

唾液が減ると口の中を清潔に保つのが難しくなります。歯にこびりついた汚れもいつまでもそのままとなりがちです。こまめに歯磨きをしても、常に分泌され続ける唾液にはかないません。また、口の中をうるおす水分に糖分が含まれていると虫歯のリスクはより高まります。
虫歯以外にも口内炎ができやすくなり、歯周病のリスクも高まって悪いことづくめです。

3-2.口臭

ドライマウスになると、口の中にねばつきを感じる方がたくさんいます。このねばつきは、雑菌の繁殖が原因です。虫歯の項目でも説明したように、唾液は口腔内を清潔に保つ役割を担っています。それが減ってしまえば口の中も不潔になり、その結果口臭が強くなってしまうのです。

3-3.不快感

口の中が常に渇いた状態ですと、不快感も覚えやすくなります。不快感が続けば、日常盛夏に支障が出るという方も多いでしょう。さらに、食材にとっては飲みこみにくくなることもあります。

4.ドライマウスの改善方法

この項では、ドライマウスの改善方法についてご紹介します。病気や口呼吸・かみ合わせの異常などが原因ではないドライマウスの場合は、自分で改善することができるのです。

4-1.よく噛んで食べる

一番大切なのは、食べ物をよく噛んで食べることです。そのためには、食事に時間をかけましょう。1回の食事に30分程度の時間をかけることが理想です。時間がないからといって、飲み物で流し込むように食事をするのはやめましょう。

4-2.ストレスを溜めすぎない

ストレスを溜めすぎないことも大切です。最近イライラしがちという方や、仕事が忙しいという方は要注意。休日は体を休めてリフレッシュに心がけましょう。

4-3.睡眠をしっかりととる

睡眠をしっかりととると体力が回復しストレスも解消されるので、ドライマウスになりにくくなります。眠るときはしっかりと布団で寝ることも大切です。眠る寸前までスマートフォンなどを見ていると、眠りが浅くなります。気をつけましょう。

5.病院で行うドライマウスの治療方法

では、自力ではドライマウスの改善が難しい場合はどうすればよいのでしょうか?この項では、病院を受診した方がよいドライマウスの症状などをご紹介します。

5-1.病院を受診した方がよいドライマウスの原因とは?

ドライマウスの原因のうち自分で改善が難しいのは、歯並びや口呼吸です。歯並びや口呼吸は治そうと思っても治せるものではありません。また、加齢やストレスが原因のドライマウスも、起きている間は飲み物が手放せないほど渇きがひどい場合は病院を受診しましょう。

5-2.ドライマウスの治療をしてくれる診療科

ドライマウスの治療は口腔外科や耳鼻咽喉科で行えます。口腔外科は歯並びの改善の他、加齢が原因のドライマウスの治療も行っている病院もあるので相談してみましょう。

耳鼻咽喉科は、副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎など慢性的な鼻詰まりの治療やマウスピースを使った口呼吸の治療なども行ってくれます。たかがが鼻詰まりと侮ってはいけません。副鼻腔炎が慢性化して重症化すると手術が必要になることもあります。鼻詰まりがいつまでたっても解消しないという方も、一度耳鼻咽喉科を受診してみましょう。

5-3.検査方法や治療方法

ドライマウスかどうかは、唾液の分量を測定して診断されます。ドライマウスだと診断された場合は、原因の究明が治療の第一歩です。かみ合わせが原因の場合は、歯列の矯正などが行われます。

耳鼻咽喉科では、鼻詰まりの原因を調べてから治療が開始されるのが一般的です。鼻詰まりの原因は様々ですが、治療には時間がかかります。加齢が原因のドライマウスは人工唾液などが処方されることが多いですよ。

5-4.治療法の注意点など

ドライマウスは一朝一夕で改善するものではありません。歯列の矯正や鼻詰まりの治療は効果が出るまで時間がかかります。口呼吸の習慣が付いてしまった方は、マウスピースや口テープで鼻呼吸に戻す治療を行うこともありますが、これもすぐには効果が現れません。人工唾液なども利用しながら、根気強く治療を続けて行きましょう。

6.セルフケアの注意点

ドライマウスのセルフケアは食生活や生活習慣の見直しも大切ですが、部屋の湿度も重要です。今は空調の普及により、夏でも空気が乾燥しがちなところがたくさんあります。日中多くの時間を過ごす場所は、湿度のチェックをしておきましょう。また、あまり口の湿り気ばかり気にしすぎるのも良くありません。

7.よくある質問

Q.自分がドライマウスかどうかよく分かりません。
A.ドライマウスが心配な方は、一度お近くの口腔外科を受診してみましょう。歯科医院が兼任しています。

Q.年齢が若くてもドライマウスになることがあるのでしょうか?
A.かみ合わせが悪かったり鼻詰まりが続いていたりすれば、年齢に関係なくドライマウスになります。

Q.ドライマウスの予防法はあるのでしょうか?
A.よく噛んで唾液の分泌を促すことが一番です。また、ストレスをためこみ過ぎないよう適度に休息をとってください。唾液の分泌が少ないなと感じるようになったら、ガムをよく噛むようにするのもおすすめです。

Q.口呼吸の改善はどうしたらよいでしょうか?
A.鼻詰まりが原因の場合は、まずはその治療を行ってください。習慣で口呼吸をしてしまう場合は、意識的に口を閉じる訓練を行います。夜寝る時に医療用のテープで口をふさぐのも有効です。

まとめ

いかがでしたか? 今回は、ドライマウスの原因や治療方法をご紹介しました。ドライマウスは歯周病や口内炎の原因にもなります。たかが口の渇きと思わず、口の中がおかしいと思ったら早めに病院を受診しましょう。鼻詰まりが原因でドライマウスの治療を行う場合は、歯科医と耳鼻咽喉科の両方をまずは受診してください。大変かもしれませんが、鼻詰まりは歯科医院では治せません。専門家の治療を受けることが大切です。

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