風邪予防にも大切! ドライノーズの原因と対策を知っておこう

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鼻が最近むずむずする、鼻をかむと血がまじるというようなことはありませんか。そのようなときはドライノーズを疑いましょう。2人から3人にひとりはドライノーズの症状に悩まされていると言われています。ドライノーズの原因と対策を知って、風邪に負けない体づくりをしましょう。

  1. ドライノーズとは?
  2. ドライノーズの原因
  3. ドライノーズのための対策

1.ドライノーズとは?

1-1.こんな症状はドライノーズが原因?

鼻がむずむずすることが多いのに、鼻水があまり出ないということはありますか。そのようなむずむずした感じやピリピリした感触は、ドライノーズが原因であることが多いようです。ドライノーズとは乾燥性鼻炎とも呼ばれるもので、その名前のとおり鼻の中がドライ、つまり乾燥している状態となります。これが慢性的に続くことをドライノーズと呼ぶわけです。ドライノーズになると、鼻の中が乾燥するため粘膜の表面に亀裂が入りやすくなり出血が生じることもあります。また、鼻の粘膜が乾燥していると風邪をひきやすくなることもあるのでしっかりとした対策が必要です。

1-2.急増しているドライノーズの患者

ドライノーズの症状に悩まされていても、それは決して珍しいことではありません。最近では2人から3人にひとりはドライノーズの症状に心当たりがあるというデータも出ています。そのような理由もあり、ドライノーズへの対策のための情報は入手しやすいのは確かですが、同時に自分で判断するだけで安心しないようにすることも大切です。特に鼻から血が出ているなどの症状が続くのであれば、思いがけない病気のサインであることも考えられます。しっかりと耳鼻科で相談するようにしましょう。

1-3.ドライノーズと間違えやすいほかの病気

ドライノーズの症状と間違えやすいもののひとつはアレルギー性鼻炎です。アレルギー性鼻炎もドライノーズと同じように鼻のむずむず感が症状となることがあります。周りの人がドライノーズだという理由で勝手に自分で診断してしまうことのないようにしてください。アレルギー性鼻炎とドライノーズでは対処方法がことなる場合もありますから、アレルギーの原因がなにかをしっかりと突き止めることも大切です。また、風邪が原因で鼻の調子がおかしくなることもあるでしょう。やはり、耳鼻科でしっかりと相談して原因をはっきりさせるのが最善です。

2.ドライノーズの原因

2-1.ドライノーズになる仕組み

もともと鼻の中は粘液によって粘膜が湿った状態になっています。呼吸などで鼻の穴のなかにホコリが侵入してきたなら、粘液がそれらのホコリを流しさる仕組みになっているのです。しかし、この粘膜がしっかりと鼻の中に分泌されずに鼻の中が乾いた状態になっているのがドライノーズの状態となります。つまり、本来自分の体が自然と分泌(ぶんぴ)する鼻の中の粘液がきちんと分泌されていない状態ということです。そして、このドライノーズの状態は、普段の生活環境がその原因となっていることは実はあまり知られてはいません。

2-2.鼻の過保護がドライノーズの原因になる?

花粉症に悩んでいる方がドライノーズの症状にも悩んでいることは少なくありません。実は、花粉症の鼻のむずむずに悩まされている人は、点鼻薬に依存してしまうことがその原因となることもよくあるのです。点鼻薬は、アレルギーなどで炎症した鼻の粘膜にはたらいて、鼻の粘膜の炎症を抑えます。しかし、この点鼻薬が外部から鼻の中に適度な湿度を与えてしまうため、体が鼻の粘液を分泌しなくなってくるという症状が生じてしまうことがあるのです。鼻を過保護にするあまり、本来の機能が失われてしまうことがあるので注意しましょう。

2-3.エアコンの使いすぎも原因になる

機密性が高い場所でエアコンを使うと、部屋の湿度が低くなります。そのような部屋の環境に長くいると、ドライノーズを引き起こすリスクが高くなるのです。特に、湿度が20%を下回る環境はリスクが高いと言えるでしょう。これは部屋だけではなく、飛行機の中などの機密性の高い場所に長時間いることによっても生じます。最近はどこでもエアコンで空気調整を行う環境が増えているため、そのような環境が子供から大人まで幅広い年齢層でドライノーズに悩む人が増えている原因となっているようです。

3.ドライノーズの対策

3-1.加湿器で湿度を保つ部屋作り

自分のいる部屋が常に乾燥しているようであれば、加湿器を導入することをオススメします。いずれにせよ、乾燥しすぎることはドライノーズ以外にもウイルスがのどに影響を与えやすくなるなどの悪影響もあるため注意が必要です。もし、加湿器がないのであれば、濡れたタオルや洗濯物を家の中に置いておくだけでも効果があるでしょう。

3-2.マスクや食塩水スプレーで行う対策

職場などで過ごす時間が多く、加湿器での部屋全体の湿度対策が難しい場合には、マスクでドライノーズのための対策をとることもできます。マスクをするだけでも乾燥を防げますが、湿ったガーゼをマスクのあいだにはさむことによって鼻の湿度をたもつことができるでしょう。ただし、濡れたマスクをつけておくのはなかなか苦手だと感じる人もいるようです。そのような場合には、生理食塩水のスプレーを鼻のまわりに吹きつけることによってドライノーズ対策をすることもできます。鼻の穴に直接入れるわけではなく、キリのような状態で鼻のあたりに吹きかけるわけです。適度な鼻の中の潤(うるお)いをたもつために役立ちます。

3-3.耳鼻科できちんと見てもらおう

もちろん、一番よい方法は耳鼻科できちんと診断してもらうことです。たとえば、点鼻薬の使いすぎが原因となっている場合には、今後どれほどの程度で点鼻薬を使っていけばよいかを医師に相談できます。医師から状況に応じたドライノーズ対策のためのアドバイスをもらうこともできるでしょう。

まとめ

ドライノーズは生活習慣に原因があることが少なくありません。原因をしっかりと知っておけば、ドライノーズが悪化していくことを防ぐことができます。自宅や自分でまずできることは、

  • 湿度を高くする
  • マスクを使う
  • 症状によっては生理食塩水を鼻に吹きかける

などがあります。

耳鼻科の医師と相談しながら、ドライノーズにならないようしっかりと対策を計画しましょう。きちんとした対処法でドライノーズを改善していくことは可能です。

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