耳詰まりは病気のサイン!? 原因や治療法・セルフケアなどをご紹介

川村耳鼻咽喉科クリニック院長 川村繁樹

記事監修
川村耳鼻咽喉科クリニック 院長 川村繁樹
ドクターズ・ファイル取材記事
免責事項について

可能な限り信頼できる情報をもとに作成しておりますが、あくまでも私見ですのでご了承ください。内容に誤りがあった場合でも、当ブログの閲覧により生じたあらゆる損害・損失に対する責任は一切負いません。体調に異変を感じた際には、当ブログの情報のみで自己判断せず、必ず医療機関を受診してください。

はてなブックマークに追加 Twitterでシェア Facebookでシェア Google+でシェア

「最近、耳詰まりが多いけど理由がわからない」「耳が聞こえにくい」など、悩んでいる方は耳に異常が起きている可能性があります。耳詰まりを放置してしまうと、突発性難聴や急性中耳炎など、耳の病気を引き起こす可能性もあるのです。状態が深刻化するほど手遅れになり、治療期間も延びてしまいます。そこで本記事では、耳詰まりの症状や原因・考えられる病気・治療法など詳しく説明しましょう。耳にある違和感を治すためにもぜひチェックしてください。

  1. 耳の詰まりについて
  2. 耳の詰まりで考えられる病気
  3. 耳の詰まりの治療法
  4. 耳の詰まりのセルフケア
  5. 耳の詰まりにかんしてよくある質問

この記事を読むことで、耳の詰まりの原因がわかり、解消するために必要な情報を知ることができます。耳の詰まりで悩んでいる方はぜひ参考にしてください。


1.耳の詰まりについて

耳が詰まっている状態は、何かしら異変が起きている証拠です。しかし、どんな症状が危ないのかわかりませんよね。そこで、具体的な症状や主な原因・耳のメカニズムについて詳しく説明しましょう。耳の詰まりを解消するためにも必要な知識を身につけてください。

1-1.どんな症状か

プールで耳に水が入った感じや自分の声が耳の中で響く場合、耳が詰まっている状態といえるでしょう。よく起きる症状としては、いつもよりも耳が聞こえづらくなることです。会話をしていても耳をふさがれているような感覚が続いているのなら、耳詰まりを起こしている可能性があります。また、耳がぎゅーっと圧迫され続けているような痛みを感じることもあるでしょう。痛みを感じるとき、同時にめまいや激しい耳鳴りが起こることもあります。まずは、自分にどのような症状が起きているのか、把握してください。

1-2.主な原因

耳詰まりの原因は人によってさまざまです。耳垢が詰まっているせいで聞こえにくいと感じることも、耳かきのしすぎで外耳に傷がついたことが原因の場合もあります。耳詰まりが慢性的に長引いている場合は、組織の緊張が原因という可能性が高いでしょう。耳という組織をつくっている細胞がひとつずつ緊張状態になると、組織の伝達がうまくいかず、膜が張ったような詰まりを感じるのです。慢性的な耳詰まりは痛みを伴う傾向があります。

1-3.耳のメカニズムについて

耳の詰まりについて知るためには、耳のメカニズムを把握することが大切です。耳は主に、外耳(がいじ)・中耳(ちゅうじ)・内耳の3つで構成されています。外耳(がいじ)は耳から鼓膜まで続いている耳の穴・外耳道がある場所です。外耳道は音の振動を鼓膜に届けるための道でもあります。中耳(ちゅうじ)は、鼓膜よりも奥にある空洞で、聞こえをよくする機能である鼓膜があるところです。そして、内耳は、中耳よりもさらに奥にあり、聴覚・平衡感覚をつかさどっています。この3つの部分が正常に働いているからこそ、私たちは周囲の振動をひろい音として認識することができるのです。

1-4.注意すべき併発症状

耳が詰まったような感覚だけでなく、ほかにもさまざまな症状が併発するときもあります。たとえば、激しいめまいや耳鳴り・痛み・難聴・頭痛などです。よくある併発症状としてはめまいと耳鳴りが挙げられるでしょう。頻繁に起きるようであれば、病院での検査をおすすめします。