子供の耳かきのコツを教えます!耳掃除を嫌がる子供の対処法!

川村耳鼻咽喉科クリニック院長 川村繁樹

記事監修
川村耳鼻咽喉科クリニック 院長 川村繁樹
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子供の耳かきに手を焼いている人は多いでしょう。今回は、子供の上手(じょうず)な耳かきのやり方やコツについて、詳しくお話します。

  1. 耳かきを嫌がる子供の対処方法
  2. 子供の耳かきのやり方と注意点
  3. 子供の耳かきに便利なグッズ
  4. まとめ

耳かきを嫌がる、あるいは痛がる子供をお持ちの人は、読むと悩みを解消できますよ。


1.耳かきを嫌がる子供の対処方法

耳かきを嫌がる子供は、とても多いものです。ここでは、耳かきを嫌がる子供の対処方法についてまとめてみました。

1-1.ひざまくらでの耳かきを行わない

子供の耳かきをするときに、母親のひざまくらの上で行う人が多いでしょう。しかし、ひざまくらをした状態での耳かきは、必要以上に綿棒や耳かき棒が深く入ってしまう原因になります。そのため、綿棒や耳かき棒が奥に当たって痛がったり耳の中を傷つけてしまったりしがち。もし、子供が耳かきを嫌がるようならば、椅子に座った状態で行ったほうが恐怖感もなく、スムーズに行えることもあるので試してみてください。

1-2.子供がほかのことに集中しているときを狙う

子供が耳かきを嫌がったり痛がったりする場合は、子供の意識を耳かきからそらしてみるのもひとつの方法でしょう。ただし、あまり体や頭が動かないときでないと危険です。たとえば、好きなテレビ番組を集中して観(み)ているときや、絵本を読んでいるときなどが最適でしょう。ほかのことに集中しているときに、さっと耳掃除をしてしまうのです。ただし、深追いし過ぎると、子供に気づかれて嫌がられてしまうので注意しましょう。

1-3.耳鼻科に行ったときに耳掃除を依頼する

子供が耳かきを嫌がったり、痛がったりしてどうしようもない場合もあるでしょう。そのときは、耳鼻科に通って耳掃除を依頼する方法もあります。耳掃除のために耳鼻科に通っても、何も問題ありません。もしも、耳掃除の依頼だけでは行きづらいと感じたら、耳に異常がないか検診を同時に行っても良いでしょう。

耳鼻科なら、子供の気持ちを上手(じょうず)に紛(まぎ)らわすことに長(た)けているもの。耳かきを嫌がっていた子供も、スムーズに終わることでしょう。耳鼻科で耳掃除をしてもらえば、普段取れにくい部分の耳垢(あか)もきれいになります。

2.子供の耳かきのやり方と注意点

子供の耳の健康をまもるためにも、子供の耳かきのやり方と注意点について学びましょう。もしも、今まで間違ったやり方を行っていたらこの機会に改めてください。

2-1. 耳かきの回数は週に1回から2回で良い

子供の耳かきは、週に1回から2回程度で十分です。耳かき自体、毎日必要なものではありません。むしろ、やり過ぎて耳が傷ついたり痛みを訴えられたりする原因となるので注意しましょう。

気分的に週に1回から2回では不安、と言うのなら耳鼻科に通って子供の耳の中を大掃除をしてもらうことをおすすめします。すっかりきれいになった後ならば、少ない耳かきの回数でも不安になることはないでしょう。

2-2.耳かきや綿棒を深く入れ過ぎないように注意

自分の耳ならば、大体このあたりまで入れても大丈夫だという深さがわかるでしょう。しかし、子供の耳となると一体どのあたりまで耳かきや綿棒を入れて良いのか、わかりづらいもの。子供の耳は未発達なため、特に注意が必要です。実際には、幼児ならおおよそ1.5センチまでが限度でしょう。

例え耳垢(あか)が見えていても、無理に取らないでください。綿棒や耳かき棒をどうしても深く入れてしまうのなら、耳かきの姿勢を変えてみるなどの工夫も必要です。

2-3. 子供が嫌がったら無理に行わないこと

何より、子供が耳かきを嫌がったら無理に行わないことが大切です。無理やりに耳かきを行うと、どうしても耳を傷つけてしまいがち。耳かきは、どうしてもその日に行わなくてはならないことではありません。子供が嫌がって暴れるのなら、別の日に行うようにしましょう。嫌がっているのに無理やり耳かきを行うことは、子供の心にも恐怖心を植え付けてしまいます。そうなると、綿棒や耳かき棒を見ただけでも泣いたり暴れたりすることになるので注意しましょう。

3.子供の耳かきに便利なグッズ

子供の耳かきは、何かとくろうすることが多いですよね。子供の耳かきを楽にするために、便利なグッズをご紹介しましょう。

3-1.耳垢(あか)を吸い取るタイプのグッズ

通常、耳かきや耳掃除はこびりついている耳垢(あか)をこそぎ取るようにして行います。ですが、この方法だとどうしても耳を傷つけてしまいがちなのも事実。そこで、耳垢(あか)を吸い取るタイプのグッズをおすすめします。吸い取ると言っても、ソフトな吸引力のため必要以上に耳の中に負担もかからず、鼓膜に違和感を覚えることもありません。

3-2.先端がシリコン状になった耳かき

耳かきのときに耳の中が傷ついてしまう理由として、耳かきの先端が固過ぎたり鋭かったりすることがあります。耳の中は想像以上にやわらなく、また耳かきのときにはどうしても力が入ってしまうことが多いために、傷が付きやすいこともあるでしょう。その点、先端がシリコン状になった耳かきならば、ソフトな当たり心地なので傷を付けにくくておすすめです。

また、シリコン製の材質自体が細かな耳垢(あか)を取りやすいこともあるでしょう。通常の固い耳かきから変えてみるのも良いですね。

3-3.子供用の耳垢(あか)用ピンセット

子供の耳かきは、綿棒や耳かき棒を使わずに、ピンセットで行う方法もあります。先端が丸くなっていて、耳を傷つけない仕様の物を選びましょう。耳かき用のピンセットを使うときは、奥に入れ過ぎないことが大切です。

また、耳垢(あか)は一度にたくさん撮ろうとせずに、少しずつつまむように取りましょう。大きな耳垢(あか)の塊を無理やり取ろうとして、かえって奥に押し込めないように注意してください。

4.まとめ

もしも、子供が耳かきを嫌がる状態でも、そのままにしてはいけません。それでは、子供の上手(じょうず)な耳かき・耳掃除についてまとめておきましょう。

  • 耳かきを痛がる子供の上手(じょうず)な対処方法を知る
  • 子供の耳かきのやり方と注意点を学ぶ
  • 子供の耳かきが便利になるグッズの利用も考える

繰り返し読んでコツをつかみ、子供が耳掃除で嫌がることのないようにしましょう。