蓄膿症による頭痛の治し方とは?原因と頭痛を緩和する方法について

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頭痛

慢性副鼻炎のことを「蓄膿症(ちくのうしょう)」といいます。
蓄膿(ちくのう)症の症状としてあがっているのは、嫌なニオイ、息のつまり、歯痛、吐き気、頭痛といった不快に感じる症状です。
特に、頭痛は日常生活に支障をきたしかねません。
そこで、蓄膿(ちくのう)症の頭痛を緩和する方法や原因、治療・予防方法について詳しく説明します。
まさに今、蓄膿(ちくのう)症の頭痛で悩んでいる人、治し方を知りたい人はぜひ参考にしてください。

  1. 蓄膿(ちくのう)症の頭痛を緩和する方法
  2. 蓄膿(ちくのう)症の原因
  3. 蓄膿(ちくのう)症の治療・予防方法
  4. まとめ

1.蓄膿(ちくのう)症の頭痛を緩和する方法

突然やってくる頭痛は長く続くほどとてもつらくなります。
できるだけ早く治すためにも、知識を身につけておきましょう。
これから、蓄膿(ちくのう)症の頭痛を緩和する方法をいくつかご紹介します。

1‐1.一時的処置としての「消炎鎮痛剤」

蓄膿(ちくのう)症による頭痛は、副鼻腔(びくう)炎を起こしている証拠です。
炎症が治まらないかぎり、頭痛は長引くでしょう。
よって、まずは副鼻腔(びくう)の中で起きている炎症を抑えなければなりません。
そこで、おすすめしたい対処法が「消炎鎮痛剤」の利用です。
消炎鎮痛剤には“2つの効果”が期待できます。
2つの効果とは「炎症」と「痛み」を効果です。以上の2点に効果的だからこそ、一時的処置に適しているといえるでしょう。
ただし、根本的な解決にはなりません。
頭痛の再発を防ぐには蓄膿(ちくのう)症自体を治すことが大切になります。

1‐2.頭痛に効く「ツボ」を押す

人間には全身に「ツボ」があります。
腰痛や肩こりに効くツボなどさまざまですが、実は頭痛に効くツボもあるのです。
蓄膿(ちくのう)症による頭痛がやってきたときには、ぜひ効果的なツボを押してみてください。
頭痛に効くツボといえば、まず“天迎香(てんげいこう)”です。
天迎香(てんげいこう)は小鼻の横にあるツボ「迎香(げいこう)」の少しうえにあります。
迎香(げいこう)も効果的ですが、天迎香(てんげいこう)のほうが効力があると評判です。
天迎香(てんげいこう)は左右一緒に、2本の指を使って同じ力で押してください。押す時間は2分以内にして、1度押したら1~2時間は間をあけておきましょう。
押しすぎると逆効果になるので注意が必要です。
そして、もう1つのツボは“上星(じょうせい)”になります。上星は頭の中心で髪の生え際からおよそ2cmのところです。押すときは指の先端を使ってください。
また、うえではなく鼻のほうへ押すことがポイントです。

1‐3.状況によって「冷やす・温める」を見極める

炎症が起きているときは「熱」を持っているため、冷やしたほうが良いといいます。
しかし、状況によっては冷やさずに温めたほうが効果的な場合もあるのです。
きちんと見極めができるように知識を身につけなければなりません。
蓄膿(ちくのう)症による頭痛が起きたとき、冷やして良いのはズキズキとしているときです。
一方、温めて良いケースは重たい感じがするときになります。
頭が重く、肩こりを起こしているのなら温めたほうが効果的でしょう。
また、普段から蓄膿(ちくのう)症の頭痛がする、たまに頭痛がひどくなる人は温めてください。
もし、冷やす・温めて痛みが悪化するようならすぐにやめましょう。

2.蓄膿(ちくのう)症の原因

2‐1.蓄膿(ちくのう)症による頭痛の仕組み

なぜ蓄膿(ちくのう)症から頭痛が起きるのでしょうか。
蓄膿(ちくのう)症とは、副鼻腔(びくう)の中に膿(うみ)がたまって起きる症状です。
膿(うみ)を取りのぞかなければ蓄膿(ちくのう)症は治りません。症状を緩和するためにも、蓄膿(ちくのう)症による頭痛の仕組みを把握しておきましょう。
まず、副鼻腔(びくう)は普段からっぽになっています。
骨に囲まれている空間になっているため、膿(うみ)がたまりやすいのです。膿(うみ)がたまると熱を持ち始めます。
そして、炎症を起こした結果“重苦しい痛み”がやってくるのです。
重苦しい痛みは神経をとおって脳へとやってきて頭痛になります。
頭痛の根源となっている「膿(うみ)」を取りのぞくことが何より大切なポイントですね。

2‐2.蓄膿(ちくのう)症の主な原因は全部で3つ

蓄膿(ちくのう)症を治すために「原因」をしっかりつかんでおきましょう。
主な原因は全部で3つあります。
まず1つ目は“風邪”です。風邪によって鼻の粘膜が炎症を起こしてしまいます。
炎症が副鼻腔(びくう)に広がることで蓄膿(ちくのう)症の症状が出現するのです。風邪が長引く、くり返し症状が起きるとき蓄膿(ちくのう)症になりやすくなります。
そして、2つ目の原因は“アレルギー症状”です。
花粉やダニ・ノミ、ハウスダスト、ペットの毛などすべてがアレルギーの原因になります。
アレルギー症状は習慣化する恐れがあるため、注意しなければなりません。習慣化すれば蓄膿(ちくのう)症になりやすくなります。
最後の3つ目は“鼻中隔(びちゅうかく)の変形”です。
基本的に鼻中隔(びちゅうかく)は鼻の真ん中をとおっています。鼻中隔(びちゅうかく)が変形すると鼻のとおりが悪くなって症状が起こりやすくなりやすくなるでしょう。
以上のように原因は人によってさまざまです。自分に起きている症状を確認して原因を見極めてください。

3.蓄膿(ちくのう)症の治療・予防方法

3‐1.蓄膿(ちくのう)症の治療とは

症状が悪化すればするほど蓄膿(ちくのう)症は治療しにくくなるものです。
まずは、専門医療施設で検査を受けてください。蓄膿(ちくのう)症は耳鼻咽喉科になります。
適切な治療を受けるには原因を突き止めることが大切です。
1度、耳鼻咽喉科で診察を受けてから治療を始めていきましょう。
基本的に、蓄膿(ちくのう)症の治療は副鼻腔にたまっている膿(うみ)を取りのぞく方法になります。
膿(うみ)の量が多く、症状が重たい場合は手術が必要になるでしょう。
従来の手術は時間が長引いていました。しかし、最近は症状によって日帰りでできる手術方法もあります。
入院が心配でなかなか治療にふみきることができなかった人でも、気軽に治療できるでしょう。
自分にとって不安を解消してくれる、丁寧な対応の病院・クリニックを選んでくださいね。

3‐2.早期治療と自分でできる予防法

蓄膿(ちくのう)症が完治できたとしても、再発を防ぐための努力が必要です。
蓄膿(ちくのう)症による頭痛を起こさないために「早期治療」を心がけましょう。
早期治療が何よりも大切なポイントになります。
鼻づまりがひどい、頭痛が起きる、鼻のとおりが悪いと気になる症状があればすぐ病院・クリニックに診せてください。
そして、自分の原因に合った治療をすすめていきましょう。
また、自分でできる蓄膿(ちくのう)症の予防法を始めてください。
たとえば、アレルギー症状の場合、部屋を清潔にする、花粉を家の中にいれないなど工夫できます。
さらに、風邪をくり返し引かないことも大切です。焦らず、ゆっくり自分のペースで蓄膿(ちくのう)症の症状と付き合っていきましょう。

4.まとめ

蓄膿(ちくのう)症の頭痛を緩和する方法や原因、治療と予防法について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
蓄膿(ちくのう)症の頭痛は長引くほどつらくなります。時間がないから…と症状を放置してはいけません。頭痛が気になったときこそ病院・クリニックへすぐ行ってください。
そして、精密な検査をしてもらいましょう。
一時的な対処法として「消炎鎮痛剤」の使用はあります。
しかし、根本的な解消にはならないので、副鼻腔(びくう)の中にたまっている膿(うみ)を取りのぞかなければなりません。
医療技術が進歩してきている中、日帰りでできる手術内容が出てきています。症状が重たくなければ日帰りでも手術可能です。
スムーズに蓄膿(ちくのう)症を治すためにも基礎知識をしっかり身につけておきましょう。

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副鼻腔炎(蓄膿症)の日帰り手術