蓄膿症が改善しやすい食事とは?どんなものを食べればいいの?

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柑橘類

蓄膿症は、慢性副鼻腔炎(まんせいふくびくうえん)ともいい、膿(うみ)のような鼻水がとぎれなくなる病気です。
風邪やアレルギーと間違えやすいため、自分が蓄膿症であると気づかない方もいるでしょう。
今回は、蓄膿症を食事で改善する方法についてご紹介します。
蓄膿症の治療は投薬や手術ですが、食事を改善することにより回復が早くなることもあるのです。
また、逆に避けた方がよい食べ物もご紹介しましょう。
蓄膿症を早く治したいという方は必見ですよ。

  1. 蓄膿症とはどんな病気?
  2. 蓄膿症の治療法とは?
  3. 蓄膿症を食事で改善する方法とは?
  4. 蓄膿症を予防する生活習慣とは?
  5. おわりに

1.蓄膿症とはどんな病気?

蓄膿症とは、慢性副鼻腔炎(まんせいふくびくうえん)ともいわれる鼻炎の一種です。
代表的な症状は、膿(うみ)のようにどろりとした鼻水が止まらなくなること。
発症する原因は、副鼻腔(ふくびくう)の炎症です。私
たちの鼻の周りには副鼻腔(ふくびくう)といわれる骨の空洞があります。
この空洞の中に、何らかの原因で細菌が入り炎症が起きると鼻水が膿(うみ)のようになるのです。
発症から3か月までの炎症を「急性副鼻腔炎(きゅうせいふくびくうえん)」、それ以降を慢性副鼻腔炎(まんせいふくびくうえん)といって区別しています。
蓄膿症は単独で発症することはあまりありません。
鼻風邪やアレルギー性鼻炎から移行することが多いでしょう。
鼻水が症状として現れる病気は多いですが、蓄膿症の特徴は膿(うみ)のような鼻水が長期間出ることです。
鼻風邪ならば、2週間もあれば症状が改善します。
アレルギー性鼻炎の場合は、水のように透明でさらさらした鼻水が出るのです。
また、蓄膿症が自然治癒することはほとんどありません。
長期化するほど症状は重くなり完治まで時間もかかるでしょう。
ですから、鼻水が全く止まらないという場合は耳鼻咽喉科を受診してください。
診察を受ければ蓄膿症かそれ以外の病気かは、すぐに分かるでしょう。

2.蓄膿症の治療法とは?

蓄膿症の治療は、投薬が中心になります。早期に治療を開始するほど、治りも早くなるでしょう。
蓄膿症を発症してから時間がたつと、「鼻たけ」といって鼻の中に良性のポリープができることもあります。
その場合はレーザーで焼き切る手術が行われることもあるでしょう。
蓄膿症は、治療が長引くケースも少なくありません。
しかし、忙しくても医師から完治が告げられるまで通ってください。
ちょっとよくなってきたからといって治療を中断してしまうと、また症状がぶり返すこともあります。

3.蓄膿症を食事で改善する方法とは?

この項では、蓄膿症で食事を改善する方法をご紹介します。
蓄膿症は、一度完治すれば二度と発症しない病気ではありません。
人によっては再発をくりかえすこともあるでしょう。
そのため、食事で体質を改善すれば蓄膿症にかかりにくくなることもあります。

3-1.症状の改善に効果的な食事とは?

蓄膿症は、副鼻腔(ふくびくう)に雑菌が繁殖して炎症を起こすことで発症します。
ですから、免疫力をあげて雑菌が繁殖しないようにすれば、症状が軽くなりやすいですし、再発や悪化も防げるでしょう。
免疫力を高めるには、野菜や旬の果物を食べてください。
ビタミンやミネラルが豊富です。
また、ショウガやトウガラシといった香辛料で適度に体を温めましょう。体温が高くなるほど、免疫力も高まります。
忙しくて自炊をする暇がないという場合は、手軽に食べられる旬の果物を常備しておきましょう。
今の季節ですと、イチゴや柑橘類(かんきつるい)がお勧めです。
また、冷凍の果物を利用してもよいでしょう。
さらに、コンビニ弁当やファーストフードよりは定食屋を利用してみてください。
定食屋のメニューは、栄養のバランスもよいのです。

3-2.蓄膿症の悪化につながる可能性のある食事とは?

しかし、その一方で蓄膿症が悪化する食事もあります。
ひとつは、過度の糖分です。
糖分は、体の中に入るとすぐにエネルギーになるため、体力が消耗したときや疲れたときに食べると効果的でしょう。
しかし、お菓子やジュースで1日中糖分を取っているような状態ですと、ほかの栄養分が取れずに免疫力が低下します。
さらに、乳製品を取りすぎると粘液やアレルギーの原因となる物質が体内で増えてしまうでしょう。
全くとってはいけないというわけではありませんが、摂取は控えた方がよいですね。
たとえば、毎食ヨーグルトやチーズ、牛乳を食べていた方は、一食だけに絞りましょう。
そのため、食事は洋食や中華よりも和食がお勧めです。

4.蓄膿症を予防する生活習慣とは?

では、最後に蓄膿症の予防や悪化を防ぐ生活習慣についてご紹介します。
実践できそうなことは、ぜひ参考にしてください。

4-1.鼻水をすすらない

鼻水の中には雑菌がたくさん入っています。
ですから、鼻水をすすりすぎると雑菌を再び体内に入れてしまうことになるのです。
さらに、鼻水をすすれば副鼻腔(ふくびくう)へ鼻水が逆流しやすくもなります。
鼻水はきちんとかんでください。

4-2.風邪をひいたら無理をしない

風邪など病気のうちに入らない、という方もいるでしょう。
しかし、熱が出なくても鼻水やせきといった症状が出る場合は、体内で抗体と細菌やウィルスが戦いっている証です。
ですから、無理をしてはいけません。
消化のよいものを食べて、できるだけ早く休みましょう。
体調が悪いけれど遊びまわったり仕事をがんばってしまったりすると、蓄膿症になる可能性が高まります。

4-3.アレルギー性鼻炎は治療をする

アレルギー性鼻炎になっても、気がつかない方もいるでしょう。
アレルギー性鼻炎とは、アレルゲンが鼻の粘膜にとりついて炎症を起こすことによって発症します。
花粉症もアレルギー性鼻炎の一種でしょう。
このほかにも、ハウスダストや羽毛、そばがらなどでアレルギー性鼻炎が発症する場合があります。
アレルギー性鼻炎は、ある日急に発生することも珍しくありません。
そのため、「たんなる風邪だろう」と思いこむ人もいるでしょう。
しかし、アレルギー性鼻炎は、アレルゲンがある限り治りません。
花粉は飛び交う季節が決まっていますが、いつも空気中を漂っているものも少なくないでしょう。
鼻水が止まらないと炎症も起こりやすくなり、蓄膿症へも移行しやすくなります。
耳鼻咽喉科を受診して、きちんと治療してもらいましょう。
アレルギーの有無も確かめてくれます。

5.おわりに

いかがでしたか?今回は、蓄膿症を改善する食事についてご紹介しました。
食事療法だけで、蓄膿症が治るわけではありません。
しかし、症状が改善しやすくなったり治りが早くなったりするでしょう。
また、再発を予防する効果もあります。
蓄膿症は決して珍しい病気でも重篤な症状がほかに現れる病気でもありません。
しかし、鼻が詰まっていれば呼吸がしにくくなり、頭が重くなったり集中力が続かなかったりします。
この状態が長く続けば、仕事や勉強にも支障が出るでしょう。
鼻水はポピュラーな体の不調のため、「そのくらいで病院に行っても」と思う方も少なくありません。
でも、蓄膿症を放置しておくと、より治りにくくなります。
病院を受診して投薬治療をしつつ、食生活や生活習慣を改善していきましょう。
これが最も効果的な蓄膿症の治療法になります。
食生活が乱れているという自覚がある方は、野菜や果物を務めて多く摂取するところから始めましょう。

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