花粉症と風邪の症状の違いとは?同じ症状が出た場合見分けはつく?

このエントリーをはてなブックマークに追加

まだまだ寒い日が続いていますが、もう暖かい地方では花粉が飛び始めています。
花粉症はアレルギーの一種で、急に発症することも珍しくありません。
そこで、今回は花粉症と風邪の違いをご紹介します。
花粉症の症状は鼻水や鼻づまりなど、風邪と共通しているものも少なくありません。
しかし、少し注意して症状を観察すれば、同じものでも違いに気がつくでしょう。
最近、風邪のような症状が長く続いているという方はぜひこの記事を読んでみてくださいね。

  1. 花粉症ってどんな病気?
  2. 花粉症と風邪の症状の違いとは?
  3. 花粉症かな?と思ったら
  4. 花粉症の治療とは?
  5. 民間療法に効果はあるの?
  6. おわりに

1.花粉症ってどんな病気?

花粉症とは花粉が原因のアレルギー性鼻炎です。
発症する季節が限られているので、「季節性アレルギー性鼻炎」ともいわれています。
それに対し、ハウスダストなどが原因のアレルギー性鼻炎の場合は、通年性アレルギー性鼻炎といもいうのです。
花粉症の原因となる花粉はスギやヒノキが有名ですが、そのほかにもシラカバやブタクサなど約60種類の花粉が該当します。
そのため、春だけでなく晩夏~秋にかけて花粉症を発症する人もいるのです。
花粉症の主な症状は、鼻水、目のかゆみ、皮膚のかゆみ、微熱などがあります。
さらに、口の中がかゆくなったりのどがいがいがしたりする症状が出る人も少なくありません。
これらの症状は、風邪とよく似ています。
ですから、「風邪だと思ったら花粉症だった」という方も多いのです。

2.花粉症と風邪の症状の違いとは?

では、花粉症と風邪のどちらを発症したのか見分けるにはどうしたらよいのでしょうか?
この項では、その方法の一例をご紹介します。
同じ症状に見えても、違いがあるのです。

2-1.鼻水の違い

風邪と花粉症の代表的な症状に、鼻水や鼻づまりがあります。
しかし、鼻水の状態は風邪と花粉症で大きく違うのです。
風邪のときに出る鼻水は、色がついていて粘り気があります。
ですから、鼻の中にたまっていることが多く鼻をかまない限りあまりたれません。
一方、花粉症の方は透明で水のような鼻水がずっと続くのです。
また、風邪の場合の鼻水は1~2週間程度で治まることが多いでしょう。
さらに、くしゃみの回数も違います。
花粉症の場合は、くしゃみが止まらないことも珍しくありません。
しかし、風邪の場合はくしゃみが止まらない、ということはほとんどないのです。

2-2.目の症状の違い

花粉症と風邪の決定的な違いは、目の症状です。
アレルギーの症状は粘膜に強く表れます。
ですから、目に花粉が入ると目のかゆみや異物感、さらに涙が止まらないといった症状が表れるのです。
しかし、風邪で目がかゆくてしょうがなくなる、ということはまずありません。
そのため、鼻水と目のかゆみが同時に起きた場合は、花粉症である確率は高いでしょう。

2-3.そのほかの症状の違い

風邪も花粉症も、人によって出る症状が微妙に違います。
花粉症がひどい人の場合ですと、微熱がでたり下痢になったり、せきが出たりすることもあるでしょう。
しかし、風邪のように高熱が出たり関節が痛んだりすることはありません。
さらに、風邪が原因ののどの痛みは、ものを飲みこむと痛みが増します。
しかし、花粉症が原因ののどの痛みは、「痛かゆい」という感覚のことが多く、どんな状態でも痛みに変化はありません。
また、花粉症の場合は、花粉が飛び続ける限り症状が治まることはないのです。
ですから、症状が出てから1週間以上よくなる気配がない場合は、花粉症を疑った方がよいでしょう。

3.花粉症かな?と思ったら

花粉症は、アレルギー症状の一種です。アレルギーはコップと水の関係によくたとえられます。
アレルギーを受容できる器がコップ、そこにそそがれる水がアレルゲンです。
コップに水が入る余裕があるときは、アレルギー症状は出ません。
しかし、アレルゲンを浴び続けるといつかコップが満杯になって水はあふれ出てしまうでしょう。
これが、アレルギーが発症する仕組みです。
ですから、今まで花粉症とは無縁な人が、あるとき突然発症することも珍しくありません。
また、アレルギー物質を受容できる器の大きさも個人差があります。
器が小さい人が長期間アレルゲンにさらされていると、早く花粉症を発症するでしょう。
そのため、子どもも花粉症になる可能性があります。
花粉症かもしれないと思ったら、まずは耳鼻咽喉科を受診してください。
アレルギーの有無をすぐに検査してくれます。
また、花粉症以外のアレルギーを発生した可能性もあるのです。
特に、ほこりっぽい部屋に住んでいる人や犬や猫など体毛のあるペットを飼っている人は、ハウスダストアレルギーを発症しやすいでしょう。
ですから、花粉症の症状が出ても花粉症だ、と決めつけずにまずは病院へ行ってください。
症状を説明すれば、すぐに検査をしてくれるでしょう。

4.花粉症の治療とは?

花粉症の治療は、投薬によるものが多いです。
また、花粉症の治療はシーズンが始まる前に行わないと効果のないものもあります。
ですから、花粉症を急に発症したという場合は、鼻水や目のかゆみを緩和する薬を使いながら、シーズンが終わるのを待ちましょう。
残念ながら、今のところ花粉症を根本的に治療する方法はありません。
しかし、工夫しだいで症状を軽くすることは可能です。
花粉症を発症してしまったら、次のシーズンは1月の終わりくらいから治療を始めましょう。
時期は医師が指示してくれるので、それに従ってください。

5.民間療法に効果はあるの?

ドラッグストアなどに行くと、「花粉症に効果的」という健康食品やサプリメントがたくさん販売されています。
また、花粉症に効くお茶やアロマなどもあるのです。
それらのいくつかは、実際に効果が確認されています。
しかし、残念ながら病院の薬より劇的な効果があった、というものはまだありません。
ですから、病院の薬に頼らず健康食品で花粉症の症状をやわらげようと、がんばりすぎないようにしましょう。
一番よいのは、医師に症状を説明し、体に負担の少ない治療法を見つけていくことです。
しかし、花粉症の時期の耳鼻咽喉科は混んでいることが多く、診察時間も短くなりがちというところも少なくありません。
その場合は、あらかじめ自分の症状や改善してほしいところをメモにまとめておくとよいでしょう。
また、漢方薬を使った治療を試してみたいという方も、必ず医師に相談してください。
飲み合わせによっては副作用が出る場合もあります。

6.おわりに

いかがでしたか?今回は花粉症と風邪の症状の違いについてご紹介しました。
花粉症に悩む方は、年々増えているといいます。
今シーズンは平気だった人が来シーズンに発症するということも、珍しくありません。
花粉症の治療は、早期に行うほど効果があります。
ですから、花粉症に悩まされている人はできるだけ早く治療を始めましょう。
そのためには、かかりつけ医を作っておくことをお勧めします。
また、ストレスがたまっていると体の抵抗力が落ちて花粉症の症状が重くなる場合もあるのです。
花粉症のシーズンは決算期で仕事なども忙しい人が多いでしょう。
しかし、睡眠不足や疲労がたまると花粉症が重くなることもあります。
ですから、無理をせず努めて睡眠時間を取りましょう。
また、メガネやマスクの着用も花粉を防ぐには効果的。
洗濯物は室内干しにすると花粉が付着しにくいです。
いろいろ工夫をして花粉症と上手につきあっていきましょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加
アレルギー性鼻炎の日帰り手術