鼻炎によるつらい頭痛を改善するための豆知識

川村耳鼻咽喉科クリニック院長 川村繁樹

記事監修
川村耳鼻咽喉科クリニック 院長 川村繁樹
ドクターズ・ファイル取材記事
免責事項について

可能な限り信頼できる情報をもとに作成しておりますが、あくまでも私見ですのでご了承ください。内容に誤りがあった場合でも、当ブログの閲覧により生じたあらゆる損害・損失に対する責任は一切負いません。体調に異変を感じた際には、当ブログの情報のみで自己判断せず、必ず医療機関を受診してください。

はてなブックマークに追加 Twitterでシェア Facebookでシェア Google+でシェア

アレルギー性鼻炎や慢性鼻炎が頭痛に繋がること、ご存知ですか? 少し意外かもしれませんが、頭痛と鼻炎には深い関係があります。日頃から悩まされているその頭痛、もしかすると鼻炎が原因となっているのかもしれません。頭痛はじっとしていても痛むものから、吐き気を伴う程痛むものまで様々です。そして、どのケースにおいてもつらいことこの上ありません。人によっては痛みが酷く、生活に支障が出てしまう場合もあるでしょう。そんな頭痛から逃れるためにも、自分でできる改善策はしていきたいですね。

この記事では、鼻炎と頭痛の関係性についてのお話や、鼻炎による頭痛の改善策などをご紹介していきます。ぜひ参考にして、頭痛に悩まされない快適な生活を実現しましょう。

  1. 鼻炎と頭痛の関係性とは? 
  2. 鼻炎による頭痛の解消法
  3. 耳鼻科を選ぶ時のポイント4つ

1.鼻炎と頭痛の関係性とは? 

1-1.鼻炎の人は酸素不足に陥りやすい? 

季節限定で訪れる花粉症などのアレルギー性鼻炎や慢性鼻炎を抱えている人の中には、殆ど鼻が詰まった状態という人も少なくないでしょう。このような、鼻が詰まった状態では当然鼻で呼吸をすることが困難になるため、口呼吸をせざるを得なくなります。実はこれが、酸素不足を招く1つの要因だったのです。

基本的に人間は、口よりも鼻で呼吸する仕組みになっています。つまり、口で行われる呼吸は鼻で行われるものより取り込む酸素が少なくなるのです。そのため、口呼吸では脳に十分な酸素が行き渡らないことも多く、これが原因となって頭痛を引き起こす可能性もあります。

1-2.副鼻腔の炎症が頭痛の原因であることも

頭痛は、副鼻腔炎の症状の1つでもあります。頭重や頭痛に悩まされるだけでなく、俯いたり額を叩いた時に響くような痛みを感じ、尚且つ黄色い鼻水が出ている場合は副鼻腔炎を疑っていいでしょう。時には眼が痛く感じる事もあるでしょう。

また、アレルギー性鼻炎や慢性鼻炎を抱えている人の中には、鼻腔の粘膜が腫れてしまうケースもあるようです。鼻腔の粘膜が炎症を起こすと、副鼻腔の神経が刺激されるため頭痛に繋がります。また、鼻詰まりが頭痛の原因になることもあります。

1-3.重篤な病気が隠れていることもある…? 

頭痛は時に恐ろしい病気の前兆として現れることもあります。例えば、脳の血管が詰まって起こる脳梗塞のように命に関わるような重篤な病気の前兆には、頭痛が起こると言われているのです。特に、鼻炎が原因で頻繁に頭痛を起こしているという人は、こうした重篤な病気の前兆として現れた頭痛も「大したことないだろう」と見過ごしてしまう可能性が高いと言えます。
頭痛に悩んでいる人は「たかが頭痛」と思わず、しっかり原因を追求して改善していくように心がけましょう。

12