声が出ないときの正しい対処法について~原因・声を出す方法とは~

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人にとって「声」は意思疎通をするための大切なものです。
急に声が出なくなるとパニックになってしまうでしょう。
しかし、声が出ないのは「原因」があるのできちんと治療すれば改善できるので安心してください。
そこで、声が出しにくくなる原因や声が出にくいなか声を出す方法、正しい対処法と注意点について説明します。

目次

  1. 声が出しにくくなる原因
  2. 声が出にくいなか声を出す方法
  3. 声が出なくなったときの正しい対処法と注意点
  4. まとめ

1.声が出しにくくなる原因

突然、声が出しにくくなると急に不安な気持ちが押し寄せてきますよね。
不安な気持ちを取りのぞくためにも声が出しにくくなる原因を確認していきましょう。原因を突き止めなければ適切な対処もできません。

1‐1.自律神経の乱れを起こす「ストレス」

声が出しにくくなる原因は人によってさまざまです。
しかし、最近特に多い原因が「ストレス」になります。
過剰なストレスは自律神経の乱れを起こすのです。
自律神経は交感神経と副交感神経のバランスで成り立っています。過剰なストレスは体を緊張状態にする交感神経が活性化するのです。
副交感神経は体にリラックス効果を与えますが、声が出にくくなるのは交感神経の発達になります。
交感神経の発達によってのどに異常を感じるのです。
そして、炎症を起こしてしまいます。炎症を起こした結果が声が出にくくなるという現象になるのです。
毎日仕事や生活においてストレスを感じている人は注意しなければなりません。

1‐2.アルコールの過剰摂取や喫煙、声の出しすぎ

声が出しにくくなる原因は「日常生活」にも大きく関係しています。
たとえば、アルコールの過剰摂取や喫煙のしすぎ、声の出しすぎなどです。
アルコールの過剰摂取や喫煙のしすぎはのどの炎症を起こしてしまいます。余計に刺激してしまうため、声を出す声帯が傷ついてしまうのです。
毎日お酒を飲みすぎている人、ヘビースモーカーの人は自分の生活習慣を改めてください。
また、声の出しすぎも声帯が炎症を起こします。
声が出しにくくなる、声がかすれるなどの症状が起こるので要注意です。
大きな声を急に出す、長時間のおしゃべりは控えておきましょう。

1‐3.注意すべき「疾患」

声が出しにくくなる原因の中には「疾患」が原因になっているケースもあります。
風邪やインフルエンザに感染している場合は粘膜の炎症で済みますが、声帯ポリープができている場合はすぐ取りのぞかなければなりません。
声帯ポリープは声帯の酷使によって起こりやすい疾患です。
声帯ポリープを除去しなければ声はもとに戻らないので注意してください。
また、最も怖い疾患が「甲状腺の炎症」と「喉頭がん」です。
免疫力の低下によって甲状腺の炎症が起こります。放置すればするほど慢性の炎症になるため早めに改善しなければなりません。
そして、1か月以上声が出しにくくなれば深刻な疾患になっている可能性が高いです。「喉頭がん」は声帯の働きが弱まると同時に肺がんや食道がんにまで広がる恐れがあります。

2.声が出にくいなか声を出す方法

2‐1.正しい姿勢を維持して正しく発声する

声が出にくいなか声を出す方法・ポイントは2つあります。
1つ目は「正しい姿勢を維持すること」です。
声帯は2本にわかれていますが、どちらとも平等に使うためには「正しい姿勢」を維持しなければなりません。
肩をさげてあごを引っ込めて左右均等に体重を乗せてください。猫背になっている人は改善しましょう。猫背は2本の声帯をつぶしているので大きな負担をかけてしまいます。背中をまっすぐするように正しい姿勢を保ってくださいね。
そして、2つ目は「正しく発声すること」です。
正しい発声法とは声帯に負担をかけない発声法になります。
たとえば、あくびをしてみてください。あくびをしているときに発する声は声帯に負担をかけていません。
あくびをしたときのように喉頭を大きくあけて声を出してください。

2‐2.声を出したくても安静にするのが1番

声が出にくいなか声を出したい人は多いでしょう。
仕事をしている以上声を出すようにしなければ支障が出てしまいますよね。
しかし、声が出ないときは極力声帯を使わないようにするのが1番の方法です。
原因によって異なりますが、声が出ない場合はほとんどが炎症を起こしています。
声帯やのどが炎症を起こしているなか声を出すのは非常に危険です。
さらに炎症が悪化するでしょう。炎症がひどくなればなるほど完治するまで時間がかかってしまいます。
そのため、炎症が治まるまで筆談を心がけてください。
声を無理に出してしまえば悪化するので要注意です。

3.出ない声の正しい対処法と注意点

3‐1.耳鼻咽喉科を受診する

出ない声の正しい対処法は「耳鼻咽喉科」を受診することです。
自分でできる対処もありますが、やはり専門的な医療施設で診てもらったほうが安心できます。
軽度の場合なら簡単な処置で済むでしょう。
時間の経過によって炎症も治まる人は多いです。
しかし、疾患が原因の場合は専門的な治療を受けなければなりません。
症状や状態によっては手術をするケースもあります。
手術をする場合は耳鼻咽喉科の担当医から詳しく説明を受けましょう。安心して手術するためにも説明は大切です。
症状が何週間も続く場合は疾患の可能性が高いので早めの受診が必要になります。
何が原因かわからない場合もできるだけ早めに受診しましょう。
何事も早い対処が大切なので時間があいたときに病院やクリニックへ行ってください。

3‐2.日常生活の改善・ストレスと上手に付き合う

出ない声の対処法は日常生活の改善やストレスとの付き合いも関係しています。
以上の2点は炎症が治った後でも大切な予防ポイントになるので要チェックです。
再び声が出しにくくならないためにも日常生活を規則正しく送りましょう。
十分な睡眠はもちろんのこと、栄養バランスの取れた食事、適度な運動も必要不可欠です。
そして、ストレスとの付き合い方も考える必要があります。
ストレスは自律神経の乱れを起こすため、上手に解消していかなければなりません。
半身浴をする、好きな音楽を聴く、ストレッチをする、アロマオイルをたくなど自分なりのリラックス法を見つけてください。
心身ともにリラックスできる空間・時間を作り、ストレスと上手に付き合っていきましょう。
声が出しにくくなる際の状況を踏まえた改善策を用意してくださいね。
再発防止のためにも日々の行いが大切なポイントになりますよ。

4.まとめ

声が出しにくくなる原因や声が出にくいなか声を出す方法、出ない声の正しい対処法と注意点について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
声が出しにくくなるとパニックになってしまいますが、適切な対処をすれば次第に解消します。
大切なのは‟迅速な対応”です。
もし疾患にかかっている場合は早めの受診と治療が大きなポイントになります。
原因がわからない人はすぐ病院やクリニックを受診しましょう。

  • 自律神経の乱れを起こす「ストレス」
  • アルコールの過剰摂取や喫煙、声の出しすぎ
  • 気をつけるべき「疾患」
  • 正しい姿勢を維持して正しく発声する
  • 声を出したくても安静にするのが1番
  • 耳鼻咽喉科を受診する
  • 日常生活の改善、ストレスと上手に付き合う

以上はとても大切なポイントになります。
なぜ声が出しにくくなったのか「原因」をしっかり突き止めて正しい対処・治療をしていきましょう。

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