乗り物酔いでお困りの方必見!〜三半規管を鍛えて原因を解消しよう〜

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乗り物酔いをしてしまうと、せっかくのドライブや旅行を楽しめません。乗り物酔いの原因は三半規管にあります。三半規管を鍛えて乗り物酔いとサヨナラする方法や、乗り物酔いにならないために気をつけたいポイントをご紹介しましょう。

  1. 乗り物酔いの原因とは
  2. 乗り物酔いと三半規管の関係
  3. 三半規管の鍛え方
  4. 乗り物酔いを防ぐために
  5. まとめ

1.乗り物酔いの原因とは

遠足や修学旅行などはバスに酔うから嫌い、長時間座っていると気持ちが悪くなるのでドライブは苦手…という、乗り物酔いする人は子供から大人まで幅広くいるようです。

なかには、近距離でもタクシーに乗ると酔うので使えないという人もいます。

乗り物酔いをしてしまうと、車窓を楽しむこともできず、ただ苦しいだけでせっかくの旅行や遠出もだいなしになってしまうものです。

乗り物酔いの原因は何にあるのでしょうか?

車やバスのなかの独特な匂い・排気ガスやガソリンの匂い・寝不足・体調不良などの原因もありますが、実は三半規管と大きく関係しているのです。

2.乗り物酔いと三半規管の関係

乗り物酔いをする原因は、「三半規管」と関係あります。

三半規管とは、私たちの耳にある器官なのですが、乗り物酔いとどう関係するのでしょうか?

2-1.三半規管とは

三半規管とは、鼓膜の内側「中耳」にあり、前半規管・後半規管・外側半規管の3本の総称です。

それぞれの管の内部は、常にリンパ液で満たされていて、身体の平こう感覚をつかさどる役目をしています。

三半規管に異常が生じると、めまいやまっすぐに立てないなどの症状を起こすのです。

2-2.乗り物酔いと三半規管との関係

乗り物酔いの原因は、身体の平こう感覚をつかさどる三半規管と「視覚」とのずれにあるのです。

車やバスなどに乗って外を眺めるたとき、景色がどんどん移り変わるために視覚刺激が脳に伝わり混乱を起こします。

さらに、連続的な揺れにより三半規管がうまく働かなくなるのです。

視覚と、三半規管による平こう感覚のずれにより、脳が身体をコントロールできなくなり、車酔いの症状が引き起こされます。

2-3.乗り物酔いと3D酔いの関係

最近は、乗り物酔いだけではなく「3D酔い」に悩む人も多くなってきました。

3D酔いとは、3Dの映画やゲームなどを視聴中に発生する、乗り物酔いと同じような症状のことです。

映画の場合、座席は固定されているのに目からは次々とさまざまな情報が飛び込んでくるために、視覚情報と体感情報のバランスが崩れます。

そして、乗り物酔いと同じ気持ち悪さやめまいなどを感じるようになるのです。

2-4.三半規管が弱い人・強い人

長時間車やバスに乗っていても、まったく大丈夫な人とすぐに酔ってしまう人とでは三半規管の強さが違うようです。

「三半規管が強い=身体の平こう感覚がしっかりしている」ことになります。

三半規管の機能は年齢によって衰えてくるので、中高年になるとめまいやふらつき、転びやすいなどの症状に悩まされる人が増えるのです。

しかしながら、もともと三半規管が強い人は乗り物酔いもしないし、めまいやふらつきに悩まされることもありません。

ただし、乗り物酔いに悩む人にとっては朗報なのが、三半規管は「鍛えられる」ということです。

日々の努力の積み重ねで、快適にドライブが楽しめるのであれば、挑戦する価値はありますね。

3.三半規管の鍛え方

耳の内部にある三半規管は「鍛えられる」といわれると、ちょっと意外な感じがします。

具体的にはどのようなことをすれば鍛えられるのでしょうか。

3-1.平こう感覚を鍛える

くるくると何度もスピンをするフィギュアスケートの選手や、体操の選手などは、訓練により三半規管が鍛えられているそうです。

子供のころからマット運動や鉄棒などが得意な人で、車酔いする人がほとんどいないことからも、平こう感覚を鍛えることが大切だとわかります。

かといって、いきなりマット運動を始める必要はありません。

自宅でも気軽にできる運動に挑戦してみましょう。

・後ろ歩き

障害物のないまっすぐな廊下を利用しましょう。

後ろ向きになって、壁に手を突かないようにして歩いてください。

最初はふらつきますが、何度も繰り返しているうちに、スムーズに素早く後ろ向きでも歩けるようになるでしょう。

・目をつぶって歩く

後ろ歩き運動と同様に、障害物のない廊下を利用しましょう。

目をつぶったまま、前に向って歩いてください。

最初は左右どちらかによれて、壁にぶつかることもあると思います。

しかしながら、慣れてくるとまっすぐ歩けるでしょう。

・回転椅子運動

事務用の回転椅子などを使用する運動です。

まっすぐに座ったまま勢いをつけて回ってみましょう。

左右両方回ってください。

最初は気持ち悪くなると思いますが、少しずつ何度も行ううちに慣れてきて平気になります。

無理をしない程度に、始めはゆっくりしたスピードで行ってください。

・でんぐり返し

でんぐり返しは、三半規管を鍛えるためにはぴったりの運動です。

布団の上や柔らかいラグを敷いた床の上などででんぐり返しを試してみましょう。

お子さんと一緒に行うのもおすすめです。

上記のような三半規管を鍛える運動は、特にお金もかかりませんし道具も必要としないので気軽に挑戦できます。

毎日の習慣にして継続しましょう。

ささやかな努力ですが効き目は大きいので、楽しいドライブ旅行を想像しながら頑張って続けてください。

4.乗り物酔いを防ぐために

乗り物酔いは、日々、三半規管を鍛えて根本的にならないようにすることが一番大切です。

しかしながら、効果を実感できる前に車で外出しなければならないことも多いでしょう。

そんなときには、極力車酔いをしないために以下のようなことに気をつけてください。

  • スマホの操作や読書は避ける。
  • 香水やヘアスプレー、車の芳香剤など匂いがきついものは使わない
  • 匂いがきつい食べ物を持ち込まない。
  • きついベルトやネクタイは緩める。
  • ドライブのときには身体を締めつけるコルセットやガードル、タイトな洋服は着用しない。
  • 空腹や満腹状態で車に乗らない。
  • 「酔うかも」とクヨクヨ考えない。
  • 睡眠不足や体調の悪いときには車に乗らない。
  • 車窓の近くは見ないで、遠くを眺める。
  • 時々窓を開けて自然の風を受ける。
  • 頭がグラグラ揺れないようにヘッドレストなどを使用する。

また、以下のような手段も乗り物酔いに有効です。

  • 肩や首回りの筋肉をほぐし、三半規管への血流をアップする。
  • 胃の調子や自律神経を整える炭酸水を飲む。
  • 市販の酔い止め薬を事前に飲む。
  • 血糖値が上昇し脳が目覚めるのでチョコレートやアメを食べる。
  • 眠りを誘うヒーリング系の音楽を聴く。

さらに、乗り物酔いを防ぐ効果のあるアロマオイルをハンカチやマスクにつけて、時々匂いをかぐのもおすすめです。

  • ネロリ…吐き気をしずめる効果と身体の緊張をほぐす。
  • レモン…気分をすっきりさせ、自律神経の働きを清浄にする。
  • スペアミント…吐き気や頭痛を抑え気分がすっきりする。

上記のアロマオイルは、科学的にも効果があることが認められています。

自分の好みの香りを選んでください。

5.まとめ

いかがでしたか?

乗り物酔いをしてしまうと、せっかくの旅行もドライブも苦痛でしかありません。

また、乗り物酔いをしやすい人は、車で出かける前日はゆううつになってしまうでしょう。

そこで、乗り物酔いにお悩みの方に向けて、解決策をまとめてみました。

  1. 乗り物酔いの原因とは
  2. 乗り物酔いと三半規管の関係
  3. 三半規管の鍛え方
  4. 乗り物酔いを防ぐために

乗り物酔いは、三半規管を鍛えることで克服できます。

また、ちょっとしたことで緩和もできるのです。

自分に合った方法で、乗り物酔いとサヨナラして車でのお出かけを楽しんでくださいね。

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