口呼吸を続けていると発生する問題は? 改善方法と共にご紹介します。

川村耳鼻咽喉科クリニック院長 川村繁樹

記事監修
川村耳鼻咽喉科クリニック 院長 川村繁樹
ドクターズ・ファイル取材記事
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口呼吸とは、文字どおり口で呼吸をすることです。
かぜで鼻づまりになったときなどは、口呼吸になってしまうでしょう。
しかし、普段の呼吸も口呼吸ですと、いろいろな問題が起こります。
そこで、今回は口呼吸の問題点と改善方法をご紹介しましょう。
実は今、口呼吸の子どもが増えているそうです。
また、大人も何らかの原因で口呼吸になってしまうと、それがなかなか改善されないという方もいます。
「呼吸ができればどっちでもいいじゃないか」と思う方もいるでしょう。
しかし、この記事を読んでいただければそうは思えなくなりますよ。

目次

  1. 人の呼吸法とは?
  2. 今、子どもの口呼吸が増えている?
  3. 口呼吸のデメリットとは?
  4. 口呼吸を改善する方法とは?
  5. おわりに

1.人の呼吸法とは?

生物は、いろいろな方法で呼吸をしています。
人を含む哺乳類は基本的に鼻呼吸です。
哺乳類は、自力で食事が取れるようになるまで母乳で育ちます。
鼻で息をしないと、長時間乳房をくわえていられません。
また、鼻には空気中に含まれているほこりや細菌などを取りのぞく、フィルターのような器官があります。
ですから、たとえ空気が汚れていても呼吸器に入るまでにはある程度きれいになっているのです。
一方、口は食べ物を食べるために発達した器官。
ですから、咀嚼(そしゃく)した食べ物が消化器官に運ばれやすいように、口から喉(のど)は、管のような作りになっています。
そのため、吸いこんだ空気はそのまま呼吸器官へと運ばれるのです。

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