鼻の中の粘膜が腫れる原因とその解消法とは?放っておいても大丈夫?

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12月に入り、本格的な冬がやってきました。
かぜをひく方も増えてくるでしょう。
かぜの代表的な症状というと鼻水ですが、鼻水が少なくなっても鼻がつまった感じが残る場合もあります。
それは、もしかしたら鼻の粘膜が腫れたせいかもしれません。
そこで、今回は鼻の粘膜が腫れる原因やその対処法をご紹介します。
鼻の粘膜の腫れを放っておくとより悪化して面倒なことになるケースもあるのです。
鼻づまりがなかなか治らないという方は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。

目次

  1. 鼻の粘膜とは?
  2. 鼻の粘膜が腫れる原因とは?
  3. 粘膜の腫れは放っておいても治るの?
  4. 鼻の粘膜の腫れを解消するには?
  5. おわりに

1.鼻の粘膜とは?

鼻の粘膜とは、鼻の中の常に湿っている部分です。
鼻の中にそっと指を入れてみると、すぐにわかるでしょう。
鼻の粘膜は空気清浄機のように、空気中の細かいゴミを吸着してきれいな空気を呼吸器官に送る役割を果たしています。
この粘膜は乾燥に弱いので、乾いた空気や冷たすぎる空気に当たると痛みを感じたりもするのです。
鼻の粘膜が腫れるということは、この部分が肥大して鼻の穴が狭くなります。
つまり、空気が通りにくく鼻づまりとよく似た現象を引き起こすのです。
鼻づまりというと、かぜでにごった鼻水が大量に発生して起こるものというイメージがあります。
しかし、鼻の粘膜が腫れると、たとえ鼻水が治まっても鼻づまりの症状が消えません。
では、鼻の粘膜が腫れる原因は何でしょうか?
それを次の項でご紹介します。

2.鼻の粘膜が腫れる原因とは?

この項では、鼻の粘膜が腫れる原因の代表的なものをご紹介します。
鼻水も出ないのに鼻がつまった感じがするという方は、一度耳鼻咽喉科を受診してみてください。

2-1.アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎とは、アレルギーを起こす物質を吸い込み続けることによって鼻水が止まらなくなる症状です。
代表的なアレルゲンとしては、花粉があります。このほかにもハウスダストやペットの毛、さらに黄砂に含まれるPM2.5などもアレルギー性鼻炎を引き起こす原因になるでしょう。
アレルギーの症状はいろいろありますが、鼻の粘膜の腫れは代表的なものです。

2-2.慢性肥厚性鼻炎(まんせいひこうせいびえん)

慢性肥厚性鼻炎(まんせいひこうせいびえん)とは、アレルギー性鼻炎や急性鼻炎の症状が長引いたり、再発をくりかえしたりすることによって起こります。
また、市販の点鼻薬を使いすぎて鼻の自律神経が鈍っても起こりやすいといわれているのです。
この病気になると、鼻づまりのほか後鼻漏(こうびろう)といって眠っていると鼻水が喉の奥の方へたれてくる症状も現れます。

2-3.慢性副鼻腔炎(まんせいふくびくうえん)

慢性副鼻腔炎(まんせいふくびくうえん)とは、昔は蓄膿症と呼ばれていた慢性的な鼻づまりのことです。
鼻の周りには副鼻腔(ふくびくう)という空洞があります。
そこが細菌に感染するとその中に膿がたまるのです。
かぜをひくと急性副鼻腔炎(きゅうせいふくびくうえん)を発症することが多いですが、これはかぜが治ると同時に治ります。
しかし、何らかの原因で副鼻腔の中の細菌が減らないと、慢性化して鼻づまりが治りません。
さらに、この鼻づまりが長引くと、鼻の粘膜の一部がポリープ化して鼻腔をふさいでしまいます。
これを鼻たけといい、取り除くには手術が必要です。

3.粘膜の腫れは放っておいても治るの?

かぜの細菌が原因の、一時的な粘膜の腫れならばかぜが治るにつれて腫れもひいてくるでしょう。
しかし、慢性肥厚性鼻炎(まんせいひこうせいびえん)やアレルギー性鼻炎などが原因の粘膜の腫れは自然に治癒するのはとても難しいのです。
鼻の粘膜が腫れ続けていれば、鼻腔は狭くなり鼻呼吸ができなくなります。
そうなると、口呼吸をするしかありませんが、口は元々呼吸をする器官ではありません。
口は鼻のように空気中のゴミをろ過する機能もありませんから、外気をダイレクトに肺に送り届けてしまいます。
また、喉の粘膜は鼻よりもさらに乾燥に弱く、口呼吸を続けていればよりかぜをひきやすくなるでしょう。
ですから、鼻の粘膜の腫れで鼻がつまっている方は、耳鼻咽喉科を受診して適切な治療を受ける必要があります。

4.鼻の粘膜の腫れを解消するには?

では、鼻の粘膜の腫れを解消するにはどうしたらよいのでしょうか?
この項では、その一例をご紹介します。

4-1.まずは耳鼻咽喉科を受診しよう

鼻の粘膜が腫れた場合は、まず耳鼻咽喉科を受診しましょう。
「たかが鼻づまりで」とは思わないことです。
鼻の粘膜の腫れは、前述したように自然には治りにくいでしょう。
耳鼻咽喉科を受診すれば、腫れの原因がすぐにわかります。

4-2.アレルギーの治療

アレルギー性鼻炎で鼻の粘膜が腫れている場合は、アレルギーを治療すれば鼻の粘膜の腫れも治まるでしょう。
どのような治療法になるかは、アレルギーの種類や度合いによって違いますが、投薬などによる治療が一般的です。
なお、花粉症というとスギ花粉のイメージが強いですが、イネ科の植物による秋の花粉症もあります。
ですから、秋だからといって油断してはいけません。

4-3.粘膜を焼く手術

慢性肥厚性鼻炎(まんせいひあつせいびえん)の場合は、投薬による治療では症状が改善しにくいのです。
また鼻にできたポリープも薬では治りません。
ですから、レーザーメスによる手術で、鼻の粘膜を焼く治療が行われます。
なんだか大掛かりな手術のように感じられますが、部分麻酔で時間も20分ほどで終わるのです。
ですから、手術というよりは、治療の一環といった感じでしょう。
もちろん、日帰りで行えますので、仕事などに支障もありません。
医師と相談して手術の日を決めてください。

4-4.子どもでも粘膜の腫れが起こる場合もある

花粉症を発症する年齢は、年々低下しているそうです。
現在の花粉症発症年齢の最年少は、2歳だとか。
ですから、子どもだからアレルギー性鼻炎にならないというわけではありません。
アレルギー性鼻炎が長引くと、子どもでも粘膜の腫れが起こることがあります。
子どもは口呼吸をすることが多いですが、その原因が粘膜の腫れならば治療が必要です。
小さな子どもほど、口呼吸の習慣をつけてしまうと、鼻呼吸に戻すまでに時間がかかります。
早めに耳鼻咽喉科を受診しましょう。

5.おわりに

いかがでしたか?
今回は、鼻の粘膜が腫れる原因と解消法をご紹介しました。
まとめると

  • 鼻の粘膜が腫れると、鼻水がそんなに出ないのに鼻づまりが起こる。
  • かぜなどの一時的な腫れから、慢性的なものまで鼻の粘膜の腫れはさまざまである。
  • 鼻の粘膜の腫れは自然治癒しないものの方が多い。
  • 鼻の粘膜の腫れを解消するには、耳鼻咽喉科を受診しよう。

というところです。
冬はかぜをひきやすいですから、鼻の粘膜が腫れているのか鼻水による鼻づまりなのかわからなくなることもあります。
そのときは、鼻水の出具合を観察してみましょう。
鼻水が原因の鼻づまりの場合は、粘度のある鼻水が大量に出てくるはずです。
また、アレルギー性鼻炎の場合は、さらさらとした水のような鼻水ですが、粘膜が腫れている可能性も高いでしょう。
ですから、鼻づまりがなかなか治らなかったら耳鼻咽喉科を受診してみてください。

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アレルギー性鼻炎の日帰り手術