新生児の鼻水にはどう対処したらいいの?黄色い鼻水は要注意?

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新生児は、お母さんのおなかの中で免疫をもらっているから病気にかからない。
とよくいわれていますが、そんなことはないのです。
鼻水や咳(せき)に悩まされる新生児は少なくありません。
特に、黄色い鼻水が出ると苦しそうです。
新生児の鼻水には、どう対処すればよいのでしょうか?
そこで、今回は新生児の鼻水対策についてご説明します。
様子を見た方がよい鼻水と、すぐに病院に行った方がよい鼻水の違いはなんでしょうか?
新生児のお母さんやもうすぐ出産を控えている方は、ぜひこの記事を読んでみてください。

目次

  1. 新生児は鼻水が出やすい?
  2. 問題のない鼻水と心配な鼻水とは?
  3. 鼻水を放置しておくと中耳炎になる可能性も……
  4. 耳鼻科と小児科、どちらを受診すればいいの?
  5. 赤ちゃんを病院に連れて行くときの注意点
  6. おわりに

1.新生児は鼻水が出やすい?

鼻水は健康な人でも毎日分泌されています。
そして、鼻の粘膜が外部から刺激を受けるとそれに反応して分泌量も増えるのです。
これは、鼻水で異物を外に押し出したり鼻の粘膜を守ろうとしたりしているため。
ですから、風邪をひくとウィルスが鼻の粘膜にたくさん取りつくのでそれを排除しようと鼻水がたくさん出るのです。
ちなみに、風邪をひくとウィルスが原因で鼻の粘膜がはれて鼻腔(びくう)が狭くなります。
これが、鼻づまりの原因。
赤ちゃんの鼻の穴は大人よりもずっと小さく鼻腔(びくう)内も狭いです。
さらに、粘膜は刺激に敏感でちょっとしたことでも鼻水が出ます。
新生児ならばなおさらでしょう。
ですから、鼻水が出たからといって即病気、というわけではありません。
しかし、中には心配な鼻水もあるのです。

2.問題のない鼻水と心配な鼻水とは?

では、問題のない鼻水と心配な鼻水の違いはなんでしょうか?
この項では、新生児が鼻水を出す原因と鼻水の種類についてご説明していきます。

2-1.透明でさらさらした鼻水

透明でさらさらしている鼻水は、鼻の中で通常分泌されている鼻水です。
ですから、この鼻水が短期間出た場合は特に問題はありません。
ほこりっぽい部屋にいたり、温度差がある場所にいったりすると鼻水が出やすいでしょう。
また、花粉やペットの毛などが鼻水の原因ということもあります。
透明でさらさらとした鼻水が出た場合は、しばらく様子を観察しましょう。
短期間で止まってほかに症状もなく、赤ちゃんの機嫌がよいなら大丈夫です。

2-2.黄色く粘りがある鼻水

しかし、黄色くて粘りのある鼻水が出た場合は要注意です。
黄色いネバネバの正体は死滅したウィルスや白血球。つまり、風邪をひいている証拠です。
また、急性副鼻腔炎(きゅうせいふくびくうえん)を発症しても粘りのある黄色の鼻水が出るでしょう。
前述したように、新生児の鼻腔(びくう)は小さくて狭いです。
炎症を起こせばすぐに鼻がつまり、呼吸が苦しくなります。
さらに、赤ちゃんはおっぱいやミルクを飲むときに鼻で呼吸をしながら飲んでいるのです。
鼻がつまってしまえばおっぱいやミルクがうまく飲めなくなり、栄養不足になるかもしれません。
さらに、下痢や発熱などほかの症状がでる場合もあります。
「鼻水くらいで」と思うかもしれませんが、新生児の鼻水を放っておいてはいけません。
病院に行って適切な治療を受けましょう。

3.鼻水を放置しておくと中耳炎になる可能性も……

新生児は鼻水をかめません。鼻水はそのまま鼻の外に流れていくか、鼻腔(びくう)を逆流して中耳と呼ばれる耳の中に入ってしまいます。
この中耳が鼻水によって炎症を起こす病気を中耳炎というのです。
中耳炎になれば耳の痛みや聴力の低下が起こりますが、まだしゃべれない新生児は痛みや不快感を訴えることができません。
さらに、中耳炎を放置しておくと回復しない聴力の低下にもつながります。
ですから、新生児の鼻づまりが起こった場合は念のために中耳炎の検査をする病院も多いのです。

4.耳鼻科と小児科、どちらを受診すればいいの?

「新生児の鼻水は耳鼻科と小児科、どちらで診てもらえばいいの?」と悩むお母さんも多いでしょう。
そこで、この項では耳鼻科・小児科どちらを受診すればよいのかを症状別にご紹介します。

4-1.小児科を受診した方がよい場合

小児科は子どもの疾患全般を診てくれる科です。
ですから、新生児が風邪をひいて鼻水のほかに発熱や下痢などの症状が出ている場合は、小児科を受診しましょう。
受診の際に鼻水がひどいことを告げれば、鼻水を止める薬を処方してもらえます。
また、近所に小児科があるという場合は、まず小児科を受診してみてください。

4-2.耳鼻科を受診した方がよい場合

耳鼻科は鼻や耳、さらに喉の病気を専門に診てくれる科です。
鼻や耳、喉の病気は大変数が多いので、病院によって得意分野がある場合も多いでしょう。
かかりつけの耳鼻科がないという場合はインターネットやタウンページを利用して、子どもの鼻水や耳の疾患を扱っている病院を探すとよいですね。
また、評判のいい病院は口コミでうわさが広がります。
お母さん同士でつながりがある場合は、よい病院を聞いてみてもよいでしょう。
耳鼻科を受診した方がよいケースとは、鼻水以外に症状がない場合や明らかに耳に痛みを感じていると分かる場合です。
新生児の場合は分かりにくいですが、頭を振りながら長い時間泣いている場合は耳に痛みを感じている可能性が高いでしょう。
また、中耳炎になると耳だれが出る場合もあります。
その場合も、耳鼻科を受診してください。
さらに「小児科を受診して薬も飲ませているけれど、鼻水がちっとも止まらない」という場合は、副鼻腔炎(ふくびくうえん)を発症しているかもしれません。
この病気は、小児科よりも耳鼻科で診てもらった方が治りやすいです。
このような場合も、耳鼻科を再受診してください。

5.赤ちゃんを病院に連れて行くときの注意点

病院には当然ですが、病気の人がたくさんいます。
特に、耳鼻科の場合は花粉症の季節になると混むところも多いでしょう。
もし、事前に予約ができる病院ならば予約していった方が赤ちゃんの負担になりません。
また、予約ができない病院ならば朝一番でいったりするなどなるだけ待たないような工夫をしてください。
小さいクリニックですと、授乳室やおむつ替えの場所がない場合もあります。
そのようなときは、車で来院すると便利です。
予約が取れず、朝一で来院しても待ち時間がかかる場合は、車の中で過ごせば赤ちゃんもお母さんも気持ちが楽でしょう。

6.おわりに

いかがでしたか?今回は、新生児が鼻水を出す原因や対処法をご紹介しました。
まとめると

  • 赤ちゃんの鼻腔(びくう)は小さくて粘膜が敏感なので鼻水が出やすい。
  • 透明でさらさらした鼻水が短期間出た場合は様子を見る。
  • 黄色くて粘りがある鼻水が出た場合は、風邪の可能性が高いのですぐに病院を受診する。
  • 鼻水のほかに症状が出ているなら小児科を受診する。
  • 明らかに耳に痛みを感じているようなら耳鼻科を受診する。

ということです。
鼻水はごくありふれた体の不調。
大人の場合は、暖かくして寝ていれば治ることも多いでしょう。
しかし、鼻をかめず口呼吸もうまくできない赤ちゃんにとっては大変苦しいものなのです。
特に、新生児の場合は病院を受診するのも大変というお母さんもいるでしょう。
しかし、鼻水は適切な治療をすれば早く止まります。
症状が重くなったり中耳炎を発症したりする前に病院を受診しましょう。
また、新生児を必要以上に人ごみの中に連れ出さないことも大切です。

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