自分の声が耳に響く。その原因は病気?適切な対処法を紹介!

川村耳鼻咽喉科クリニック院長 川村繁樹

記事監修
川村耳鼻咽喉科クリニック 院長 川村繁樹
ドクターズ・ファイル取材記事
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可能な限り信頼できる情報をもとに作成しておりますが、あくまでも私見ですのでご了承ください。内容に誤りがあった場合でも、当ブログの閲覧により生じたあらゆる損害・損失に対する責任は一切負いません。体調に異変を感じた際には、当ブログの情報のみで自己判断せず、必ず医療機関を受診してください。

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耳の病気にもさまざまなものがありますが「自分の声や周囲の音が響いて聞こえる」という症状に悩んでいる人も多いでしょう。高音だけ響いて聞こえる場合や噛(か)むと響く場合など、症状はさまざまです。自分の声が響いて聞こえることを「自声強調」と言い、耳管開放症や中耳炎などでも現れやすい症状となっています。「響いて聞こえると同時にめまいがある」「耳閉感や耳鳴りがひどくてストレスがたまる」「声が響く原因を知りたい」こういった症状がなぜ起こるのか、治療法にはどのようなものがあるのか、ご紹介したいと思います。

  1. 自分の声が響いて聞こえる症状について
  2. 響いて聞こえる原因
  3. 疑いのある病名
  4. 響いて聞こえる場合の治療法
  5. 自分の声が響くことに関するよくある質問
  6. まとめ

1.自分の声が響いて聞こえる症状について

自分の声が耳に響いて聞こえる、といっても人によって微妙に症状が異なります。ここで、代表的な症状をあげてみましょう。

  • 自分の声がいつもより大きく聞こえる
  • トンネルの中で発声したようにくぐもって聞こえる
  • 耳鳴りと共にワンワンと響いて聞こえる
  • 不明瞭に大きく聞こえる

このような症状が出て、1週間以上改善の兆しがない場合は耳鼻科・耳鼻咽喉科を受診してください。

1-1.どんな人がなりやすい?

耳の異常は性別や年代に関係なく発症します。しかし、自律神経の乱れやメニエール病・耳管開放症などは、ストレスが原因で発症することが多く、割合で言えば20代~50代の女性が最も発症しやすいでしょう。毎日仕事・家事・育児で忙しく、強いストレスを感じている自覚がある人は要注意です。男性でも、仕事で強いストレスを感じているという自覚がある人は注意してください。

1-2.セルフチェック

  • 以前より自分の声が聞き取りづらくなった
  • もう少し静かな声で話して、とよく言われる
  • 目まい・耳鳴りなどを感じるようになった
  • 耳が詰まったような感じを受ける
  • 便秘・下痢・不眠などの症状が併せて出ている
  • 急に体重が落ちた

以上のような自覚症状がある場合は、至急耳鼻科・耳鼻咽喉科を受診しましょう。また、突発性難聴が原因の場合は、ある日突然片方の耳が聞こえづらくなります。ある朝起きたら急に耳が聞こえづらくなっていた。何もしていないのに急にテレビの音が聞こえにくくなったという場合は、至急耳鼻科・耳鼻咽喉科を受診してください。突発性難聴の場合は、治療をすぐに開始するほど、聴こえる力が回復しやすくなります。