PM2.5 が人体に及ぼす影響を知ろう! たちがすぐにできる対策は?

川村耳鼻咽喉科クリニック院長 川村繁樹

記事監修
川村耳鼻咽喉科クリニック 院長 川村繁樹
ドクターズ・ファイル取材記事
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春先になると花粉だけでなく、大気中に飛散するPM2.5の存在が気になりますよね。
ここ数年で一気に注目を集めたPM2.5。
「環境や体によくないことは分かっているけれど具体的には知らない」という人も多いと思います。
PM2.5による人体への影響はどうなっているのか、どうすればその影響を防ぐことができるのか、知っておくべきでしょう。

  • PM2.5について詳しく知りたい
  • 人体への影響はあるのか?
  • 対策にはどのようなものがあるのか?

そんな人たちのために、PM2.5の人体への影響や対策についてまとめてみたいと思います。


1.PM2.5とは

環境汚染や大気汚染だけでなく、人体への健康被害も心配されているPM2.5。
その正体は一体何なのでしょうか。

1-1.PM2.5の正体

PM2.5は、分かりやすく言うと「大気中に浮遊する直径2.5㎛(マイクロメーター)以下の微粒子状物質」です。
マイクロメーターとは、1mmの100分の1。
直径2.5㎛と言っても、どのくらいの大きさなのか想像しにくいでしょう。
スギ花粉の大きさが30㎛であり、その10分の1ということになります。
つまり、PM2.5は目に見えない非常に小さな超微粒子なのです。

1-2.発生する原因

PM2.5の発生源は中国です。
主な原因は火力発電や工場などで、中国国産の安価な石炭を燃やしていることにあります。
環境設備が整っていない状況で燃やすために、このような事態が発生しているのです。
また、中国の家庭で暖房に使用している練炭、質の悪いガソリンを使用した自動車なども原因の1つでしょう。
PM2.5に含まれている物質には、炭素や硝酸塩、アンモニウム塩、硫酸炎、ケイ素、ナトリウム、アルミニウムなどがあります。
大気汚染だけでなく、人体に悪影響を及ぼすことは間違いないでしょう。

1-3.飛散時期

中国で発生したPM2.5は、偏西風の影響を受けて日本でも飛散しています。
日本への飛散時期は2~4月。
黄砂の時期とほぼ同じです。
特に、地理的に中国に近い九州地方や四国地方が影響を受けやすくなっています。
そのほかに、西日本でも環境基準を超えるPM2.5の大気汚染が観測されているのです。

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