睡眠時無呼吸症候群の症状とは? セルフチェックで早めの治療を!

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眠っている間に呼吸が止まることで知られる睡眠時無呼吸症候群。睡眠時無呼吸症候群は体にさまざまな影響を及ぼし、日常生活に支障が出ることも少なくありません。そこで、この記事では、今回は睡眠時無呼吸症候群の症状・チェック方法などを紹介します。この記事を読むことで、睡眠時無呼吸症候群について理解が深まるはずです。

  1. 睡眠時無呼吸症候群の症状とは?
  2. 睡眠時無呼吸症候群のセルフチェック
  3. 睡眠時無呼吸症候群による悪影響は?
  4. 睡眠時無呼吸症候群を治療するには?

1.睡眠時無呼吸症候群の症状とは?

睡眠時無呼吸症候群の症状について解説していきます。寝ているとき・寝起き時・起きているときの3つに分けてみていきましょう。

1-1.寝ているときの症状

寝ているときの主な症状は、

  • いびき
  • 呼吸が止まる
  • 寝汗をかく
  • 何度も目が覚める

などです。寝ている間に大きないびきをかき、突然そのいびきが止まるとともに無呼吸状態となります。深い睡眠をとることができないため、夜中に何度も目が覚めてしまうという方も多いのです。

1-2.寝起きの症状

起きたときに感じる症状としては、

  • 口が渇く
  • 頭痛がする
  • すっきりしない
  • 体が重い

などです。鼻呼吸ができず口で呼吸をするため、口の中が乾燥しやすく、喉を痛めることもあります。また、睡眠が浅いため、すっきりしない・体が重いといった状態となります。

1-3.起きているときの症状

日中起きているときの症状としては、

  • 強い眠気
  • だるさ・倦怠感
  • 疲労感

などです。自分では眠ったつもりでも実際には深い睡眠がとれていないため、日中に強烈な眠気が襲います。また、疲れが取れないため、常に体がだるい・倦怠感があるという状態です。

2.睡眠時無呼吸症候群のセルフチェック

睡眠時無呼吸症候群は眠っているときに起こるため、自分ではなかなか気づくことができません。そこで、セルフチェックの方法を紹介しましょう。以下の項目で当てはまるものが多いほど、睡眠時無呼吸症候群の可能性が高くなります。特に、1・2に当てはまる方は要注意です。

  1. 大きないびきをかいていると指摘されることがある
  2. 寝ている間に呼吸が止まっていると指摘されたことがある
  3. 朝、目が覚めたときにスッキリとした感じがしない
  4. 朝、起きたときに、頭が重い感じや頭痛がする
  5. 昼間に急激な眠気に襲われることがある
  6. 夜中に何度もトイレに起きる
  7. 最近、肥満気味だと感じる
  8. 扁桃腺が大きく、風邪をひきやすい
  9. 夜中に息苦しくて目が覚めることがある
  10. 10.生活習慣病に罹っている

3.睡眠時無呼吸症候群による悪影響は?

睡眠時無呼吸症候群は、日常生活や健康面に大きな悪影響を及ぼします。具体的にどのようなものがあるのか、代表的なものを紹介しましょう。

3-1.居眠り運転のリスクが高まる

睡眠時無呼吸症候群が引き起こすリスクとして特に大きいのが居眠り運転です。夜中にしっかりと睡眠が取れず疲労が残っているため、運転中に急激な眠気に襲われます。睡眠時無呼吸症候群による居眠り運転が取り返しのつかない事故につながったケースも少なくありません。

3-2.判断力や集中力が落ちる

睡眠時無呼吸症候群は、判断力や集中力の低下も招きます。仕事中、作業効率が下がったりミスが増えたりする例も多く、社会的な信用を失うことにもなりかねません。仕事の内容によっては、居眠り運転と同様に、命にかかわる重大な事故につながることもあります。

3-3.高血圧を引き起こすことも

睡眠時無呼吸症候群によって、高血圧や高血糖になるということもわかっています。その理由は、無呼吸によって脳が酸欠状態になると、脳に酸素を送るために脈拍数を上げて血圧を高めるためです。しかも、この血圧が上がった状態は、寝ている間だけでなく、一日中持続します。心筋梗塞や脳卒中などにつながる恐れもあり、注意が必要です。

4.睡眠時無呼吸症候群を治療するには?

それでは、睡眠時無呼吸症候群を治療するには、どのような方法があるのでしょうか? 代表的な4つの方法を紹介します。

4-1 .鼻の形態異常に対する手術

鼻の構造上の問題によって睡眠時無呼吸症候群が起きている場合、鼻の通りを良くする手術によって改善が見込めます。鼻中隔矯正術・粘膜下下鼻甲介切除術などが代表的です。鼻の通りを妨げる余分な骨を切除するため、半永久的な効果が期待できます。

4-2.LAUP

LAUPと呼ばれる外科手術も、睡眠時無呼吸症候群の治療ではよく行われます。LAUPとは、レーザーで口蓋垂(のどちんこ)の下半分を切除する手術のことです。病院によっては、比較的短い時間で終わり、日帰りで手術をしてもらうこともできます。

4-3.歯科用マウスピース

歯科用マウスピースを使って治療をするケースもあります。下あごを前に出すことによって軌道を広く保ち、無呼吸を予防するのです。症状が軽い場合には、マウスピースだけで症状が改善されることもあります。

4-4.CPAP(Continuous positive airway pressure)

眠るときにCPAPと呼ばれる装置を装着することで、無呼吸を防ぐという方法もあります。CPAP装置から鼻に装着したマスクに空気を送り込み、気道を確保するという仕組みです。ただし、常にCPAP装置を使用しなくてはならず、CPAPだけでは根本的な治療につながらないというデメリットもあります。

まとめ

いかがでしたか?
今回は睡眠時無呼吸症候群の症状・チェック方法を中心に紹介しました。

  1. 睡眠時無呼吸症候群の症状とは?
  2. 睡眠時無呼吸症候群のセルフチェック
  3. 睡眠時無呼吸症候群による悪影響は?
  4. 睡眠時無呼吸症候群を治療するには?

睡眠時無呼吸症候群は体にさまざまな悪影響を与えます。心当たりのある方は、一度耳鼻咽喉科などの専門家に相談すると良いでしょう。

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いびき・睡眠時無呼吸症候群の日帰り手術