寝ても眠い・だるいのはなぜ? その原因と対処法を徹底解説!

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疲れ

春眠暁を覚えずという故事があるように、春は日中も眠気を感じる方が増えます。
しかし、「夜にしっかり寝たはずなのに日中でも眠気がひどい」という場合は問題です。
今回は「寝ても眠い」「常に眠くてだるい」原因と対処法をご紹介しましょう。
眠気がひどく、気がついたら眠っていたという場合は病気の可能性もあるのです。
特に、「睡眠時無呼吸症候群」などの場合は、自分でも眠気をコントロールできません。
そのため、重大な事故につながる可能性もあります。
眠気がひどいという方はぜひこの記事を読んで対策の参考にしてください。

  1. 「寝ても眠い」という症状について
  2. 寝ているのに眠い理由とは?
  3. 睡眠の質が悪くなる原因とは?
  4. 睡眠の質を改善する方法
  5. おわりに

1.「寝ても眠い」という症状について

人間は、夜に寝て昼間活動する生物です。
ですから、夜になると自然と眠くなるように体が作られています。
また、人の平均的な睡眠時間は6時間~8時間です。
ですから、夜にしっかりと睡眠をとれば、朝の目覚めもさわやかで日中もしっかり活動できるでしょう。
しかし、睡眠時間が足りないと頭が重かったりだるかったりします。
睡眠不足による眠気を経験したことのある方は多いでしょう。
でも、中には「夜しっかり眠ったはずなのに眠い」というケースもあります。
この場合は、日付が変わる前にベッドに入っても、朝なかなか起きられない。
日中もぼんやりして考えがまとまらなかったり、だるくてしょうがなかったりといった症状が出ます。
ひどい場合は、知らないうちに眠りに落ちているということもあるでしょう。
対処法も見つからず、悩んでいる人も多いのです。

2.寝ているのに眠い理由とは?

しっかりと寝ているはずなのに眠い、という場合は睡眠の質が悪くなっている可能性があります。
私たちは、寝ると深い眠りと浅い眠りをくりかえして目覚めへと向かうのです。
深い眠りをノンレム睡眠といい、心臓などの生きるのに必要な最低限の機能以外は活動を休止します。
「夢も見ないほどの眠り」というのが、ノンレム睡眠です。
一方、浅い眠りをレム睡眠といい、脳などの体の一部の機能は目覚めています。
夢を見るのは、このレム睡眠のときです。
眠りにつくとまずはノンレム睡眠に入り、その後レム睡眠になります。
これを何回かくりかえし、目覚めが近づくほどに眠りが浅くなるのです。
深い眠りからいきなり覚醒すると、目覚めがすっきりしません。
逆に、浅い眠りが目覚めまで続くと長時間眠ってもすっきりしないのです。
つまり、よい睡眠とは時間ではなく、深い眠りと浅い眠りのバランスが大切。
いくら長時間眠っても、浅い眠りばかりならば睡眠の質は悪くなります。

3.睡眠の質が悪くなる原因とは?

では、睡眠の質が悪くなる原因とは何でしょうか?
この項では、その一例をご紹介します。
思い当たる方はいませんか?

3-1.睡眠時間がバラバラ

睡眠時間が不規則ですと、どうしても睡眠の質が悪くなります。
夜勤と日勤を交互にくりかえしたり、週末になると夜遅くまで起きていたりする生活ですと、睡眠の質は悪くなりやすいでしょう。
また、薄暗い部屋で1日過ごしていると、睡眠時間がどんどんずれていくという実験結果もあります。
ですから、規則正しい生活をすることが大切です。

3-2.ストレス

強いストレスを感じると、てきめんに睡眠の質が悪くなります。
心配事があると眠れなかったり、寝てもすぐに目覚めてしまったりすることもあるでしょう。
ひどくなると、うつ病などの引き金になるかもしれません。
早めの対処が必要です。

3-3.栄養不足や運動不足

今は、体を動かす機会も少なくなり精神の疲れと肉体的な疲れが一致しないという方も増えています。
たとえば、1日中パソコンに向かって画面を見続けているような仕事の場合、頭は疲れているけれど体は元気というケースも珍しくないのです。また、野菜不足になるとビタミンが不足して眠りにくくなります。
さらに、コーヒーや紅茶でカフェインを取りすぎている場合も、眠りの質は悪くなるでしょう。
また、意外なことにアルコールを摂取しすぎても、眠りの質は悪化します。
ですから、眠れないからといって寝酒をするのは逆効果です。

3-4.病気

鼻がつまると、呼吸が苦しくなって眠りが浅くなります。
ですから、かぜや花粉症、さらにアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎(ふくびくうえん)になると、眠りの質は悪化しやすいでしょう。
さらに、「睡眠時無呼吸症候群」になると、睡眠中に呼吸が止まってしまいます。
その度に目がさめるので、日中も強い眠気に襲われがちです。
鼻づまりは自覚症状がありますが、睡眠時無呼吸症候群は自覚症状がほとんどありません。
いびきがひどいというのが代表的な症状ですが、家族がいなければ気がつきにくいでしょう。
睡眠時無呼吸症候群が原因の交通事故や機械の操作ミスによる事故は、年に何回も起きています。
ですから、一刻も早い治療が必要です。

4.睡眠の質を改善する方法

では、最後に睡眠の質を改善する方法をご紹介します。
ぜひ参考にしてください。

4-1.生活のリズムを整えて良い睡眠を取る習慣を作る

眠気は、メラトニンというホルモンでコントロールされています。
メラトニンは夜間に分泌され、朝の光を浴びると分泌が止まりセラトニンと入れ替わるという特徴があるのです。
ですから、毎日しっかりと朝日を浴びれば夜間正しくメラトニンが分泌されるでしょう。
また、夜勤の方は逆に遮光カーテンをひくなどして日光を浴びなければ、メラトニンは分泌され続けます。
さらに、寝る前はコーヒーや紅茶をやめ、パソコンやスマートフォンを見ないようにしましょう。
パソコンやスマホから発せられるブルーライトは脳を活性化させてしまいます。
また、人は寝だめをすることなどできません。
「昨日睡眠不足だったから、今日は10時間寝よう」とするよりも、毎日できる限り決まった時間に布団に入りましょう。

4-2.病院で治療を受ける

鼻づまりや睡眠時無呼吸症候群、さらにうつ病などは病院で治療を受けましょう。
鼻づまりや睡眠時無呼吸症候群は耳鼻咽喉科、うつ病の場合は精神科にかかってください。
病気による眠気はほかの原因の眠気と違い、自分ではコントロールしにくいでしょう。
ですから、症状がひどくなると大切な場面でも眠ってしまうかもしれません。
ですから、適切な治療が必要です。
特に、睡眠時無呼吸症候群の場合は自然に治癒することはほとんどありません。
ですから、事故などを起こす前に病院へ行きましょう。

5.おわりに

いかがでしたか?今回は、寝ても眠い原因とその対処法をご紹介しましょう。
昼間に眠気や倦怠感を覚えると、なかなか活動ができず仕事や勉強の効率も上がりません。
また、うとうとしてばかりいると「さぼっている」「怠けている」と思われがちです。
本人もつらいでしょうから、生活習慣以外の原因が思い当たる場合は、できるだけ早く病院へ行きましょう。
うつ病などは、薬を飲めば眠れるというケースもあります。
睡眠時無呼吸症候群の場合は、寝るときに酸素マスクをつけるなどの治療をすれば、劇的に症状が改善するでしょう。
生活習慣が原因という場合は、まず入眠時間が不規則にならないように気をつけてください。
特に、休みの日は生活のリズムが崩れてしまうという場合は、努力して早寝早起きの習慣をつけましょう。
そうすれば、日中思う存分活躍できます。

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いびき・睡眠時無呼吸症候群の日帰り手術