片方の鼻だけ詰まる症状を解消したい! 原因を知り適切な治療を受けよう!

川村耳鼻咽喉科クリニック院長 川村繁樹

記事監修
川村耳鼻咽喉科クリニック 院長 川村繁樹
ドクターズ・ファイル取材記事
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可能な限り信頼できる情報をもとに作成しておりますが、あくまでも私見ですのでご了承ください。内容に誤りがあった場合でも、当ブログの閲覧により生じたあらゆる損害・損失に対する責任は一切負いません。体調に異変を感じた際には、当ブログの情報のみで自己判断せず、必ず医療機関を受診してください。

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片方の鼻だけ詰まる症状は病気なのでしょうか。
毎日片方の鼻が詰まると上手に呼吸ができず、本当につらいですよね。
早めに解消するためにも、考えられる症状と解消法、原因、どのような治療法があるのか詳しく説明します。
また、手術の方法や病院を選ぶ際の注意点についても一緒に考えていきましょう。
片方だけの鼻づまりを解消したい人は必見です。

  1. 片方の鼻だけ詰まる原因について
  2. どのような治療法があるの?
  3. 病院を選ぶ際の注意点
  4. まとめ

1.片方の鼻だけ詰まる原因について

なぜ片方の鼻だけ詰まるのでしょうか。
その原因と考えられる症状・解消法について詳しく説明します。
片側の鼻が詰まる悩みを解消するためには「原因」を知ることが大切です。

1-1.鼻の構造に問題がある

片方だけ鼻づまりを起こす原因はほとんどが「鼻の構造」に異変があると考えられます。
とくに多くみられるのは「鼻中隔湾曲症(びちゅうかくわんきょくしょう)」と呼ばれる症状です。
鼻中隔湾曲症とは、鼻の中を左右にわけている壁が変な方向に曲がってしまっている状態になります。つまり、鼻の片側だけ軟骨が飛び出ているのです。
そのため、片方だけ鼻水の通りが非常に悪くなり、鼻づまりを起こすのでしょう。
また、慢性副鼻腔炎になった場合、鼻の中に水ぶくれのような「鼻茸(はなたけ)」ができます。鼻茸も片方の鼻だけ詰まるので注意しなければなりません。
このように鼻の構造が変化していることで起きる片方の鼻づまりもあります。
ぜひ自分でチェックしてみてはいかがでしょうか。

1-2.鼻づまりが長く続くとどうなるの?

鼻づまりが片方だけだからと安心してはいけません。
鼻づまりが長く続けば続くほど、とても恐ろしい病気になってしまいます。
たとえ、片方の鼻が詰まる症状でも、鼻の近くにある「副鼻腔」という部分が細菌に感染し炎症を起こすこともあるのです。炎症が起こると鼻の中に「膿」が蓄積されます。膿が蓄積された状態のことを「副鼻腔炎」または「蓄膿症」と言うのです。一度名前を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
ある程度、症状が軽いうちに治療をしなければ手術する必要があるので注意してください。
また、片方の鼻づまりを何とか解消しようと、力いっぱい鼻水を出そうとしますが、逆効果です。鼻のかみ過ぎは逆に「中耳炎」や「副鼻腔炎」をさらに助長させるでしょう。
片方の鼻づまりが続く場合は速やかに耳鼻科を受診してください。

1-3.解消法は「耳鼻科を受診すること」!

風邪を引いたり、花粉症のような症状なら生活習慣の改善で解消できますが、片方の鼻だけが詰まる場合は鼻の構造に問題がある可能性が高いので耳鼻科を受診してください。
決して自分で解消しようとむやみに扱わないことが大切です。余計に鼻づまりを悪化させてしまうかもしれません。
耳鼻科を受診し、何が原因なのか検査で調べてもらいましょう。
検査の結果によって適切な方法で治療を行った方が効果的ですよ。
不安な気持ちのまま生活するより、耳鼻科で検査し原因をハッキリさせた方が安心できます。
では、片方の鼻だけ詰まった場合、どのような治療法があるのでしょうか。
次の項目で詳しく説明します。

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