知っておきたい蓄膿症の症状と原因~対策と治療法をチェック!~

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「蓄膿症」と呼ばれる病気をご存知でしょうか?
風邪から蓄膿症を起こす子供が増えてきています。
膿が鼻の中に溜まってしまうので臭いも発生し、頭痛も起きるケースが多いです。
蓄膿症を放置するとさらに状態が悪化するので気をつけてください。
では、なぜ蓄膿症が起こるのか原因や症状について知り、対策を立てていきましょう。
蓄膿症に大きく関係している「ストレス」についても詳しく説明します。
蓄膿症で悩んでいる人はぜひチェックしてください。

目次

  1. 蓄膿症の症状について
  2. 蓄膿症の原因について
  3. 蓄膿症の治療方法と予防法
  4. まとめ

1.蓄膿症の症状について

蓄膿症にはさまざまな症状が挙げられます。
副鼻腔に膿が溜まり、鼻の中が炎症する病気なので主に鼻に症状が現れるでしょう。
では実際にどのような症状がみられるのか詳しく説明します。

1-1.鼻づまりと鼻水

蓄膿症の症状でよくみられるのが「鼻づまり」と「鼻水」です。
副鼻腔に膿が溜まると鼻から空気が上手に吸えず、常に違和感を感じるようになります。
炎症が長引けば長引くほど鼻づまりの症状が悪化するでしょう。
鼻腔をふさいでしまうため、口でしか呼吸ができず喉を痛める人も少なくないです。
そして蓄膿症の鼻水には“黄色い”“ドロッとしている”2つの特徴がみられるでしょう。
花粉症や風邪によって出る鼻水は透明ですが、蓄膿症は膿が出ているのでドロッとした黄色い鼻水になります。さらに症状が悪化すると黄色から緑色になるでしょう。
鼻水の様子によって蓄膿症かどうか判断できるのではないでしょうか。
また、鼻水をいくらかんでも鼻の中に残っているように感じるのも蓄膿症の特徴です。

1-2.頭痛や顔の痛み

頭が重たい、集中できない、頭痛がする、ボーっとするといった症状も蓄膿症の特徴です。
鼻の違和感だけでなく、ほかの部分にもさまざまな悪影響がやってくるので注意してください。
なんとなくボーッとする日々が続くと仕事や学業にも支障をきたしかねません。生活にもハリがなくなってしまいます。
また、頭だけでなく顔の痛みにも症状が現れるので要注意です。
全体的に顔が痛い、鼻の周りが痛い、歯や目が痛いなどあちこちに痛みがやってきます。
なぜ顔にも痛みがやってくるのかというと、副鼻腔に溜まった膿が顔を圧迫しているからです。よって顔中のあちこちに痛みを感じるようになるのでしょう。

1-3.スムーズに会話できないほどの臭い

蓄膿症は頭痛や鼻づまり、鼻水だけではありません。
鼻汁が臭うケースもみられ、会話がスムーズにできないほど嫌な臭いが発生する人も少なくありません。
本当は蓄膿症による臭いなのに「口臭がひどいのかな」「体臭がひどい」と勘違いしてしまいます。
鼻づまり・鼻水と同時に臭いが発生する場合は蓄膿症が原因かもしれません。
あまりにも臭いがひどいと仕事にも悪影響を及ぼします。とくに女性は臭いに敏感です。すぐに解消しなければなりません。
また、臭いと同じく「味覚感覚」がなくなるのも蓄膿症の症状になります。
食べ物の味がしないと感じる人は蓄膿症の疑いがあるのですぐに耳鼻科を受診してください。

2.蓄膿症の原因について

2-1.風邪や花粉症などのアレルギー症状

蓄膿症の原因は主に2つあります。
そのひとつが「風邪や花粉症などのアレルギー症状」です。
風邪が長引くと蓄膿症になりやすいと言われますが、副鼻腔が炎症を引き起こしやすい状況になっているのが要因だと考えられています。
風邪によって鼻の粘膜が炎症し、副鼻腔まで炎症が広がってしまえば膿がどんどん蓄積されるでしょう。さらに症状が悪化します。
一方、花粉症などのアレルギー症状も風邪と同じ仕組みです。
炎症を引き起こす花粉が副鼻腔まで入ってしまい、炎症を起こします。
アレルギー症状は習慣的に繰り返してしまうので注意しなければなりません。
花粉症のほかにもハウスダストやノミ・ダニ、カビが原因になるケースもあります。

2-2.鼻中隔(びちゅうかく)が曲がる

もうひとつの主な原因が鼻の中にある「鼻中隔が曲がる」ことです。
鼻中隔は左右の鼻を分けている部分であり、この部分が曲がってしまうとスムーズに鼻で息をすることができません。
鼻の通りが悪くなることから副鼻腔に炎症が起き、蓄膿症になります。
鼻が曲がる要因は生まれつきだったり、病気や事故に遭うなどさまざまです。生まれつき鼻中隔が曲がっている人はできるだけ早めに治療を受ける必要があるでしょう。
鼻中隔を正常の位置に戻すことで蓄膿症が防げます。
蓄膿症は繰り返すほど症状が悪化すると言われているので早めの治療が大きなポイントになるのです。
気になったらすぐに耳鼻科を受診してください。

3.蓄膿症の治療方法と予防法

3-1.炎症を抑え膿をすべて取り除く

蓄膿症の治療方法は症状によって異なりますが、今ではほとんどが「炎症を抑え膿をすべて取り除く」方法をとっています。
昔は口の中や顔面を切開し膿を取り出していましたが、年々医療が向上しており、切開せずとも膿が取り除けるようになりました。
軽症の場合は薬を飲んだり、膿を吸引する、鼻の中に炎症を抑制する薬をつける方法が一般的です。
口や鼻から薬剤を霧状にし吸入する“ネプライザー治療”と呼ばれる方法もよく使用されています。
しかし、何回も繰り返し、症状が重たい場合は手術をすることもあるでしょう。
その場合も現在では鼻の中から行う手術が一般的で口の中や顔には傷はつかないので安心してください。
手術も軽症であれば日帰りで行える場合もあります。重症でも一泊の短気入院で行える施設もありますので、手術を考える場合はよく調べて病院を選びましょう。
必ず耳鼻科を受診し、診断結果から治療法を医師と相談して決めてくださいね。

3-2.生活習慣で予防できる

蓄膿症は生活習慣の改善で予防できます。
何か特別なことをしないといけない…と思いがちですが、そのようなことはありません。
日ごろの生活を見直し、改善していくだけでよいのです。
例えば、花粉症や風邪にならないように免疫力を上げなければなりません。免疫力を上げるためには栄養バランスのよい食事を心がけ、毎日少しずつ運動を取り入れていきましょう。
体をしっかり休める睡眠も7時間は取っておきたいですね。
また、最近はハウスダストによる蓄膿症も目立ちます。
自分が過ごす部屋がキレイに掃除されているかどうか、ホコリやダニ・ノミ・カビが発生していないかどうかチェックしてください。
生活習慣を改善しながら過剰なストレスも溜め込まないように注意が必要です。
ストレスは蓄膿症の症状を悪化させます。自分がリラックスできる空間・時間をつくり、上手にストレスを解消していきましょう。

4.まとめ

蓄膿症の症状・原因・治療法・対策法について説明しましたがいかがでしたでしょうか。
蓄膿症で悩んでいる人は自分の症状が蓄膿症に当てはまるかどうか、何が原因なのか把握してください。
自分で解決策を見つけることはもちろん、耳鼻科を受診し専門的な治療を受けながら予防をすることが大切です。

  • 鼻づまりと鼻水
  • 頭痛や顔の痛み
  • 鼻汁の臭い
  • 風邪や花粉症などのアレルギー症状
  • 鼻中隔が曲がる
  • 炎症を抑え膿をすべて取り除く
  • ネプライザー治療が一般的
  • 治りにくい場合は手術も考える
  • 生活習慣を改善する
  • できるだけストレスを溜め込まない

以上のポイントをチェックし、自分でできる対策を行いましょう。
蓄膿症は放置すればするほど症状が悪化し、手遅れの状態になってしまいます。
異変を感じたら早めに耳鼻科を受診し、適切な治療を受けてください。

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副鼻腔炎(蓄膿症)の日帰り手術