喉が弱い人のための風邪予防や鍛える方法

川村耳鼻咽喉科クリニック院長 川村繁樹

記事監修
川村耳鼻咽喉科クリニック 院長 川村繁樹
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喉が弱いとすぐに風邪を引いてしまいます。喉が弱いことに不安を抱いている人も多いでしょう。「自分は喉が弱いから…」と諦める必要はありません。喉は自分次第で鍛えることができます。

そこで、喉が弱い人の風邪予防や喉が弱い原因、鍛える方法について説明しましょう。喉が弱いことに悩んでいる人はぜひチェックしてくださいね。

  1. 喉が弱い人の風邪予防
  2. 喉が弱い原因
  3. 喉を鍛える方法
  4. まとめ

1.喉が弱い人の風邪予防

いつも喉から痛みが発生して風邪を引いてしまう人も多いでしょう。喉が痛くなると日常生活にも支障が出てしまいます。喉が弱い人は入念に風邪の予防をすることが大切です。喉が弱い人の風邪予防について説明しましょう。

1‐1.「手洗い」「うがい」は基本中の基本

喉が弱い人は風邪を引く前の予防が大切になります。そとから帰った後、あなたはうがいや手洗いをしているでしょうか。「手洗い」「うがい」は基本中の基本になります。会社や学校から帰ってきた後、必ず手洗いうがいをしてウイルス・菌を体内に取り入れないようにしましょう。

基本的にウイルス・菌は手から口に入り喉に炎症を起こすと言われています。普段から髪の毛を触る、電車のつり革などさまざまなものに触れるでしょう。触れたものに菌がついていてはそのまま口の中に入ってしまいます。できるだけウイルスや菌を入れないようにしましょう。菌・ウイルスを防ぐためにも「手洗い」「うがい」が1番効果的なのです。2つセットで毎日することを心がけてくださいね。

1‐2.喉の乾燥を防ぐポイント

喉が弱い人の風邪予防は「喉の乾燥を防ぐこと」です。喉粘膜は常に潤いで満たしておかなければなりません。潤いがなくなり乾燥すればウイルスや菌が入り込みやすくなり喉の炎症が起こります。

特に、乾燥がひどくなる「冬場」は気をつけなければなりません。外気の空気が喉に入り込むたび潤いで包まれていた粘膜が乾燥してしまうのです。喉粘膜の乾燥を防ぐポイントは「外出時にマスクをする」ことになります。乾燥防止用マスクが発売しているのでぜひチェックしてください。

冬場や風邪を引きやすい時期は必ずマスクをつけましょう。また、室内にいるときも工夫が大切ですよ。室内にいるときは「加湿器」を利用してください。部屋の湿度をできるだけ50%~60%に保ち続けましょう。そして、こまめに水分補給することも大切なポイントになります。

1‐3.栄養バランスの良い食事を心がける

風邪予防は内面からすることも大切です。体の中から健康状態を維持し続けていかなければなりません。できるだけ栄養バランスの良い食事を心がけましょう。

バランスの良い食事はもちろん、免疫能力を高めてくれる「ビタミンB」を摂取してください。ビタミンBは免疫作用に働きかける力を持っています。免疫作用への働きかけはもちろん、ウイルスや菌から喉粘膜を守ってくれるのです。

また、ビタミンBの力を強めるため「ビタミンC」も同時に摂取してください。ビタミンBが入っている豚肉・レバー・ほうれん草・かつお、ビタミンCが入っている果物や野菜をとりましょう。栄養バランスの良い食生活を続けていけば喉粘膜の潤いも維持できるのです。

2.喉が弱い原因

2‐1.「口呼吸」をしている人が多い

喉が弱い人には何かしらの原因があります。中には生まれつき喉が弱い人もいますが、ほとんどは「口呼吸」が原因になっているのです。あなたは鼻に問題はありませんか?

ほとんどの人が「問題ない」と言いますが、調べてもらうと鼻のとおりが悪くなっている人が多いのです。鼻のとおりが悪くなると自然と口呼吸になってしまいます。口で呼吸するほど喉に外気が入ってしまうでしょう。そのため、喉が弱くなってしまうのです。

鼻呼吸であれば鼻の中にあるさまざまな機能が空気中のほこりを取りのぞいてくれます。口には鼻に備わっている機能がありません。ほこりを取りのぞく機能がないため、ほこりが直接喉についてしまうのです。自分は口呼吸をしているかどうか改めて確認してください。

2‐2.「耳鼻」に問題がある

喉が弱い原因は喉にあると思ってしまいますよね。しかし、ほとんどの人は喉に原因があるわけではありません。「耳鼻」に問題があるのです。

実際、耳鼻科で調べてもらったら喉ではなく耳鼻に問題があったという人が結構いました。そのため1度耳鼻科に診せてください。喉が弱い原因をきちんと自分で把握しなければ改善できないでしょう。まずは、自分の喉が弱い原因を見つけることが大切です。耳鼻科に診せることでハッキリとした原因がわかります。そして、どうすれば改善できるのか適切な治療ができるのです。

あまりにも状態がひどい場合は手術をする必要もあります。けれども、調べてみなければわからないことなので耳鼻科に1度診せることが大切ですよ。

3.喉を鍛える方法

3‐1.規則正しい生活習慣を心がける

喉が弱い人は日ごろから鍛えなければなりません。いきなり鍛えることはできませんが、毎日の行いが実を結ぶでしょう。喉を鍛えるため、まずは「規則正しい生活習慣」を心がけてください。

日々の生活が不規則になっている人はなおさらのこと規則正しい生活習慣に改善しなければなりません。睡眠をしっかりとる、栄養バランスの良い食事を心がける、適度な運動をするなど工夫することが大切ですよ。

「運動」「食事」「睡眠」の3点には注意してください。そして、「ストレス」にも注意しておかなければなりません。喉の弱さはストレスと大きく関係しています。ストレスを強く感じるほど自律神経が乱れてしまうでしょう。自律神経が乱れると体が緊張状態になってしまいます。緊張状態が長く続けば続くほど喉は弱くなってしまうのです。喉を鍛えるため生活習慣を改善してくださいね。

3‐2.声帯を鍛える

喉を鍛えるには「声帯を鍛える」方法もあります。声を出す部分である声帯を鍛えることで喉全体も強くなるでしょう。人によって違いはありますが、試す価値はあります。声帯を鍛えるため「腹式呼吸」をできるだけ毎日続けてください。腹式呼吸は喉へかかる負担を軽減できます。体を横にしてゆっくりおなかを動かしましょう。

鼻からゆっくり息を吸い、口からゆっくり息を吐き出してください。腹式呼吸はリラックス効果もあるのでおすすめです。慣れるまで大変ですが、地道に続けることが大切になります。喉に力を入れないようリラックスした状態で腹式呼吸を続けてくださいね。

4.まとめ

喉が弱い人の風邪予防、喉が弱い原因や鍛える方法について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。「喉が弱いから…」と諦める必要はありません。日ごろのケアを入念に行い、毎日対策をすることで喉は次第に強くなるものです。自分の行動によって喉は強くなりますよ。規則正しい生活習慣を送り、喉へのケアを忘れずにしていきましょう。

  • 「手洗い」「うがい」は基本中の基本
  • 喉の乾燥を防ぐポイント
  • 栄養バランスの良い食事を心がける
  • 「口呼吸」をしている人が多い
  • 「耳鼻」に問題がある
  • 規則正しい生活習慣を心がける
  • 声帯を鍛える

以上のポイントは要チェックです。喉が弱い人の大半は「耳鼻」に問題があると言われています。そのため、1度耳鼻科に診せてください。耳鼻科に診せて喉が弱い原因をハッキリすることが大切ですよ。原因を見つけて適切な方法で対処していきましょう。