あくびをすると耳の奥が痛い。その原因と解消法は?

川村耳鼻咽喉科クリニック院長 川村繁樹

記事監修
川村耳鼻咽喉科クリニック 院長 川村繁樹
ドクターズ・ファイル取材記事
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あくびやげっぷなど、口を大きく開けたり一度に大量の空気が出入りしたりすると耳が痛い。そんな経験をしたことがある方は少なくないでしょう。普通のときは何ともないのに、と気になる方も多いと思います。また、長期間治らないケースもあるのです。

そこで、今回はあくびをすると耳の中が痛む原因と対処法をご紹介しましょう。この現象は、老若男女や性別に問わず発生します。問題ないこともありますが、中には治療をしなければ聴力の低下を引き起こすこともあるのです。ぜひこの記事を読んで対策法の参考にしてください。

  1. あくびをすると耳に違和感が出る原因とは?
  2. あくびをすると異音や痛みが起こる原因とは?
  3. 耳の痛みや違和感を覚えたら?
  4. 耳の痛みや違和感を防ぐための対策とは?
  5. おわりに

1.あくびをすると耳に違和感が出る原因とは?

大きく口を開けてあくびをすると、なんとなく耳の奥に違和感を覚える方は多いでしょう。ぺこん、と何かがへこんだような音や、空気が抜けるような感じがする方もいると思います。これは、耳と鼻が「耳管」という管が開いたことによる現象です。

通常、この耳管は鼓膜の奥にある「中耳」を不必要な圧から守るために閉じています。トンネルに入ると耳がこもったような感じを覚える方もいるでしょう。これは、中耳と大気圧に差ができることによって起こる現象です。

そこで、あくびをするように口を大きく開けると耳管が開放されて、違和感が治まります。このように、あくびをすると耳の中に違和感を覚えるのは自然のことなのです。しかし、痛みやブチブチ、ガサガサという音がする場合は、何か別の原因があります。次の項で、詳しくご紹介しましょう。

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